1957-10-31 第26回国会 参議院 予算委員会 閉会後第1号
また、青森県営農指導農場酪農指導所においても、酪農導入により、冷害時においても経営の安定をはかり得たものとして、今後の計画を進めており、特に国営、または国有林野の開放等による共同放牧地の設置、世銀借款導入牛の継続実施、事故牛に対する補償制度の確立、建設用の機動力の強化等についての国の助成が強く要望されておりました。
また、青森県営農指導農場酪農指導所においても、酪農導入により、冷害時においても経営の安定をはかり得たものとして、今後の計画を進めており、特に国営、または国有林野の開放等による共同放牧地の設置、世銀借款導入牛の継続実施、事故牛に対する補償制度の確立、建設用の機動力の強化等についての国の助成が強く要望されておりました。
○稲富委員 関連して土屋参考人にお聞きしたいと思いますが、今度の酪農導入、これはやっぱり一つの営農指導だというふうにあなたの方では御解釈になって、おりますか。
それともその後の情勢においてこういうような酪農導入等が必要だというふうな情勢に転換になったのであるか。一つその基本的な問題をお聞きしたいと思います。
私の信ずるところによりますれば、食生活改善を中心とする積極的な施策によりまして、米食偏重の日本人の食生活を改善いたしますとともに、米作中心の日本農業を、米麦二毛作と酪農導入の立体農業に革命するところの大経輪を実現するところの、ある意味においては天の与えた機会とわれわれは考えまして、災いを転じて福となすところの契機としてこれをとらえなければならぬと存ずるのであります。