2005-03-17 第162回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
去る一月、当委員会の皆さん方と北海道の十勝地方の酪農専業農家を視察させていただきました。放し飼いの牛舎があり、あるいは自動搾乳機等の機械が導入をされておりまして、大変施設が近代化をされてきております。
去る一月、当委員会の皆さん方と北海道の十勝地方の酪農専業農家を視察させていただきました。放し飼いの牛舎があり、あるいは自動搾乳機等の機械が導入をされておりまして、大変施設が近代化をされてきております。
本当に酪農専業農家がぎりぎりの状態にあるということでありますので、大臣から今、そういった生産現場の声をしっかりと受けとめてさまざまな施策に反映をしていきたいとお答えをいただいたので、本当にしっかりと受けとめていただきたい、そのように思っているわけでございます。 ちなみに、酪農情報センターの報告によりますと、この十五年度末の脱脂粉乳の在庫が約十万トンに達するとの需給見通しが出されております。
私は北海道の清水町の酪農専業農家のところに行ってまいりました。いろいろ調査をいたしました。そうしましたら、ヘルパー制度があります。一人一日頼むと一万八千円、これはさまざまあります。時間にしますと十時間で、時間給で千八百円です。これでヘルパー代が高いとは思いません。
最後に、高崎市郊外の酪農専業農家を訪ねました。経営者は四十歳代の方で、米国産の優秀な素牛の導入、受精卵移植技術の活用等によって乳牛の改良を重ね、乳量一万キログラムを初めとする好成績を上げて、昨年度の天皇賞に輝きました。
それで、中核農家を育成していくためには、やはり中核農業に携わる人が農業再生産をやっていけるような農産物の価格になっていかなければならないとも考えるのですけれども、四年も五年も米価がほとんど据え置かれたままといういまの状況、そして一方では、物価、人件費、交通費、税金、あらゆるものが上がっていく中で、中核の米作農家あるいは酪農専業農家、こういう人たちの生活というものは、農外所得がそう上がるわけでもなし、
これは農家数からいっても、約二百戸程度の酪農専業農家がある組合の場合の数字であります。私は、非常に象徴的な数字ではないかな、こう考えておるわけであります。したがって、最近の指標を見ましても、もし政府側の昨年同様の生産者所得方式で算定した場合といえども、価格の上昇というものは、結果として数字が出るのではないか。
その実態は、局長覚えておるでしょう、酪農専業農家は年間何時間働いておるかということは。生活するためにはしゃにむに量産をしなければならない。膨大な設備投資をしてしまって、やめるといってもつくった牛舎やサイロを処分しても、とてもじゃないが負債総額に見合うような価値はない。もう石で手を詰められたようになって、やめるわけにいかぬ。
特に、酪農については、飼料価格の高騰が農家経営を圧迫しており、われわれが調査いたしましたある酪農専業農家では、乳牛七十三頭、うち成牛三十六頭をもって経営していたのでありますが、現在千五百五十万円の負債を負っており、四十九年度においてはさらに三百四十万円の赤字の増が見込まれるとのことでありました。
○川村清一君 営農方式例はいろいろありますから、質問するほうもちょっと無理だということはわかりながら聞いておるわけでありますけれども、私の聞きたいのは、大体根釧地帯は酪農専業農家が多いのですから、したがって酪農専業農家の、現在いわゆる七十万程度、七十万よりか若干下の農家の経営規模は一体どういうものか、それが百十万、百三十万の所得が得られるような形態になるためにはどういうふうに変わっていかなければならないのか