2017-12-12 第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
今年度が事業開始初年度だったこともあり、なかなか各酪農家個々への周知が図られなかったということも聞いております。したがいまして、初年度の執行状況についてはなかなか思ったようにいっていない。 ただ、一方で、ようやくその楽酪事業の内容が各酪農家に伝わってきて、よし、これならぜひ取り組んでみたい、そういう声も多く届いているところであります。
今年度が事業開始初年度だったこともあり、なかなか各酪農家個々への周知が図られなかったということも聞いております。したがいまして、初年度の執行状況についてはなかなか思ったようにいっていない。 ただ、一方で、ようやくその楽酪事業の内容が各酪農家に伝わってきて、よし、これならぜひ取り組んでみたい、そういう声も多く届いているところであります。
酪農家個々の方々が保育、育成を行うということは、もちろん可能な方はそうされて結構なわけでございますが、すべてがそういうことが可能な条件があるわけではございません。そのために、酪農家が集団で行う、あるいは酪農家が所属しておられます組合が行う、多様な形で、その地域あるいは経営の条件に合った形で乳肉複合を進めていただく。
また金融関係から見ても、皆さんの方が組織ががっちりしてくれば――大体末端の酪農組合ないしは畜産組合というのは、多くは酪農家個々が組合員になっているというよりは、酪農家を含む農協とそれから小さな中小メーカーあたりがやっているというような場合が多いわけです。