1978-04-05 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号
訓示規定としてなぜ罰則を設けなかったかなどについては、私ども存じませんが、ただ、道路交通法であるとか風俗営業等取締法あるいは未成年者飲酒禁止法などの特別法ではなしに、一般に刑罰法規として酒を飲ませる側を処罰するということにつきましては、酔っぱらい天国と言われるような好ましくない状態そのものは是正すべきであるという点につきまして、私も沢田委員と意見を異にするものではございませんが、ただ、麻薬とか覚せい
訓示規定としてなぜ罰則を設けなかったかなどについては、私ども存じませんが、ただ、道路交通法であるとか風俗営業等取締法あるいは未成年者飲酒禁止法などの特別法ではなしに、一般に刑罰法規として酒を飲ませる側を処罰するということにつきましては、酔っぱらい天国と言われるような好ましくない状態そのものは是正すべきであるという点につきまして、私も沢田委員と意見を異にするものではございませんが、ただ、麻薬とか覚せい
日本は急性アルコール中毒の社会と言ってもいいので、電車の中であろうがどこであろうが、急性アル中患者があちらこちらに見えておるわけでありますが、こういう質問を私が特にするのは、酔っぱらい天国そのままが現代の世相に——酔っぱらい運転による事故であるとか、あらゆる方面に、現代の社会に一つの文明病的な現象を出しておるのでお聞きしたいのであります。
日本だけですね、酔っぱらい天国で、酔っぱらいが一番特権を持って、そうしてずいぶん民族のエネルギーを浪費し、工場においてもどこにおいても、アルコールのためにどれだけ能率が下がっておるか。これは国民の精神衛生上も、わずかな金だけれども重大な問題だと思うのです。
○小澤(太)委員 いわゆる酔っぱらい天国と言われて、あまりにも酔っぱらいが寛大に扱いされ過ぎております日本の現状におきまして、このような法案の成立は私もかねてから待望いたしておったところでございますし、おそらく国民全体が同じような気持で成立を期待いたしておると思うのであります。
しかしながら、こういう法律ができたにかかわらず、ふがいない国民ということに結果的に言われることになると思いますが、依然として今までと同じような酔っぱらい天国的な状況でありますれば、これは取り締まりが強化されてふえていくということになろうと思うわけであります。私どもは前者の場合を期待し、祈念をしております。
めいてい者に対して寛容に過ぎるわが国の社会的習慣を諷刺する意味で、いわゆる酔っぱらい天国ということが言われるようになったのは、戦後のこととはいえ、すでに新しいことではないのであります。
そういうわけで、この法案の提案となったわけでございますが、正常な者が罰せられないで、ということに対しましては、正常な人は、警職法なり軽犯罪法ですか——と同時に、正常な人が、まさかそんなおかしな行為というものは、常識で、あまりやらないんじゃないかと提案者は思うわけでございまして、酔っぱらい天国、酒の上のことは何でも許す、こういう昔からの慣習を、近代国家ならばぜひこの際改めていただきたい。
めいてい者に対して寛容に過ぎるわが国の社会的習慣を風刺する意味で、いわゆる酔っぱらい天国ということがいわれるようになったのは、戦後のこととはいえ、すでに新しいことではないのであります。
国民生活においても貧富の差が増大しておるにかかわらず、酔っぱらい天国で、いい気持になって飲んでいる。自分のふところを痛めて飲むなら、これはまだかんべんしてやるけれども、みんな会社の金あるいは官庁の金だ。これはみんな交際費という名目で出されておる。これに対して課税の特例を設けるなんというやり方は、今日の国民生活の上から見てけしからぬ話だ。
酔っぱらい天国だというあだ名がついた。あなた方が誠意を尽し、米軍側も誠意を尽しているとするならば、何らかの法上の欠陥があるのかどうか。その点に関する法務大臣のお考えはどうですか、はっきりお聞きしたい。