1965-09-30 第49回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
それではいかぬ、いまの酒類界はそう簡単にはいかない、自由化だけでは解決のつかない問題があるということに気がついたわけでありますから、その点ではやや反対になるのでありますけれども、そういう酒類免許の更新については、私は五年くらいでいいと思うのです。
それではいかぬ、いまの酒類界はそう簡単にはいかない、自由化だけでは解決のつかない問題があるということに気がついたわけでありますから、その点ではやや反対になるのでありますけれども、そういう酒類免許の更新については、私は五年くらいでいいと思うのです。
○野溝勝君 最後にお聞きしておきたいのですが、局長の説明では酒類界の憲法だと言われますから、憲法になると、これはのっぴきならぬように固定してしまいますので、今、大臣の答弁によりますると、マル公廃止という点において憲法的な意見も出たかもしらぬというようなことで、永久これにこだわらぬということで、もし必要あれば改正する意図もわかりましたから、何となく肩の荷が軽くなったような気がいたします。
今は、業界に二枚鑑札があるのは酒類界なんです。酒類界には二枚鑑札がある。それはどういう鑑札かというと、一つはおやじが卸をやり、かかあが小売をやる。これが二枚鑑札といって、ととうが卸のマージンをとって、小売のマージンをかかあがもうける。それで大きなところへどっとやっておるものだから、相当な利益を上げられる。これが私は悪い。この点を賢明なる主税局長知らぬことはないと思う。
もちろん、今後さらに財政事情が許し、あるいは酒の需給状況全体がかわつて来ましたならば、そういう現状に基きまして検討の機会はあろうと思いますが、最近までの酒類界の実情に照しますと、こういう価格を予定しますのが私は一番いいんじやないか、このように考えておる次第でございます。
○平田政府委員 御懸念の点は、最近の酒類界の状況からいたしまして、よほど改善されつつあると見ておりまして、相当競争が激甚になりました結果、各酒造家ともやはり自己の商品の価値を上げるために、非常な必死の努力を傾けているようでございます。