2005-03-22 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
今後、政府それから与党の税制調査会の議論も踏まえまして、平成十八年度の税制改正に向けまして、酒類間の税負担格差を縮小するという観点、それから酒類の分類の簡素化、これはやっぱり余りにも酒の種類によって税率が変わっているとそれがいろいろな支障もあるということから、そういうような方向で酒税全般の見直しについて検討を進めさせていただいているところでございます。
今後、政府それから与党の税制調査会の議論も踏まえまして、平成十八年度の税制改正に向けまして、酒類間の税負担格差を縮小するという観点、それから酒類の分類の簡素化、これはやっぱり余りにも酒の種類によって税率が変わっているとそれがいろいろな支障もあるということから、そういうような方向で酒税全般の見直しについて検討を進めさせていただいているところでございます。
それから次に、しょうちゅう乙類に対する今回の課税の考え方をまず申し上げますと、酒税全般につきましては、繰り返しになりますが、嗜好品に対する税負担率が低下しているのをある程度回復させていただきたい、その際には、いわゆる高税負担酒と低税負担酒の消費の状況等を見比べながら、酒類消費の態様の変化に即応した形で課税をさせていただきたいというところでございます。
いずれにしても、国際性ということで、この酒税全般の大幅な抜本改正というものは、これは先ほどから申し上げました国内においても、例えばビールの税金が四八・八%だ、高いじゃないか。
また御指摘のように、酒税全般ということじゃなくて、どこが一番ポイントであるか、そのうちで、清酒二級あるいはしょうちゅう、合成酒といった、低所得階層の人たちが飲む酒類につきまして、その租税負担が適当であるかどうか、さらにまた、それを製造する業界がどんなような地位にあるか、これらを中心として私どももひとつ検討してみたいと思います。
ただしかし二級について、その観点からどの程度の値段にするかということにつきましては、それが酒税全般について占めるウエートが大きいだけに、減収との結びつきもございますので、今後調査会におきまして検討された結果、どうなりますかまだわかりませんけれども、気持といたしましてはそういうことが言えると思うのでございます。
次に、私どもが特に強く主張する酒税全般の問題でありまするが、私どもの判断では、政府は、業種別の競合を悪用いたしまして、高率酒程の温存のため、分割統治の方式を用い過ぎているきらいがあると思う。今回の社会党の主張は、所得税における課税最低限の引き上げによる減税に均霑し得ざる階層の救済は、税制上からは、消費税を見直して、これを減額することでなければならないとする立場からの主張であります。
もう一つは、どなた様かの質問に対して、酒税全般にわたって考えてみるという御答弁があったように記憶しておりますが、その酒税全体にわたっての検討と同時に、税を公平にしていくという建前からいたしますと、今取っております税金というのは、戦前と比較して、いわゆる物価構成の推移といったようなものも加味しながら、どういうふうになっておるのか。
○菊川孝夫君 次に酒税全般に……酒税というものの本質についてちよつと方針を伺つておきたいと思うのですが、食糧問題とこの酒税というのはこれはもうどうしても裏腹になるわけです。一方あなたのほうはできるだけ国の財源確保のために飲め飲めということになるわけですが、ところが一方食糧を確保するという面からは成るべく酒米に廻すよりも食糧のほうへ……、そうすると外貨の食糧輸入はそれだけ減つて来る。