1983-03-07 第98回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
○山中国務大臣 沖縄電力というものは、施政権下において沖縄県民の総力を振りしぼって、本土と違う配送電会社などということも踏まえながら電力会社をもってこられましたが、復帰後十年を超えて今日の時点で眺めましても、あれだけの多くの離島に平等な電力料金と電力の恩典を与えなければならないという最終的な使命を考えますと、経営形態も含めて大変先行きの展望がしにくい、明るい展望が描きにくいという環境にあるたった一つの
○山中国務大臣 沖縄電力というものは、施政権下において沖縄県民の総力を振りしぼって、本土と違う配送電会社などということも踏まえながら電力会社をもってこられましたが、復帰後十年を超えて今日の時点で眺めましても、あれだけの多くの離島に平等な電力料金と電力の恩典を与えなければならないという最終的な使命を考えますと、経営形態も含めて大変先行きの展望がしにくい、明るい展望が描きにくいという環境にあるたった一つの
これは沖縄の人たちは、二十七年の異民族支配の中で、いわば民族資本、沖縄県民資本でつくった電力会社であり配送電会社だったのだ、だからこそ国の方も復帰のときに全額に近い金を出して一本にしてつくってあげたのですが、しかし、いかんせん離島ばっかりの沖縄ですから、電力料金はどうしても抑えて抑えて、国が直接補助をしてあげる形でやってきてももう限度に近い。