2013-06-12 第183回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
また、訪問販売におきましては、昨日訪問してきた業者から配置薬、置き留めのお薬を置かせてほしいと言われて承諾したがやはり断りたいといったような置き留めの配置薬につきましての相談が多く、電話勧誘販売では、注文した覚えのない漢方薬を送ると電話があった、届いたら不安ですといったような送り付け商法の相談も多くなっているところでございます。概要的にはそんなところが寄せられておるというところでございます。
また、訪問販売におきましては、昨日訪問してきた業者から配置薬、置き留めのお薬を置かせてほしいと言われて承諾したがやはり断りたいといったような置き留めの配置薬につきましての相談が多く、電話勧誘販売では、注文した覚えのない漢方薬を送ると電話があった、届いたら不安ですといったような送り付け商法の相談も多くなっているところでございます。概要的にはそんなところが寄せられておるというところでございます。
昔だと、常備薬があって、それで配置薬に、富山の薬屋さんじゃないけれども、全部常備薬を届けておりましたよね。今、コンビニが発達して、そんなものは常にコンビニにあるとなると、家に置いておく必要がない。そこにばしゃっと災害が来た。そうすると、そこに皆買いに殺到する。必要なものがない。マスクがない。こういう事態が十分想像されると思うんですよ。
やはり負担というものはある程度していただかないと、それは、ただということになれば何でも、よく言われるコンビニ受診という言葉もありますが、本当は家庭配置薬でも治るような病気でも、ぱっとお医者さんにかかってしまう。それは今度、いわゆる保険制度全体を運営されている厚生労働省さんとしては余りうれしくない現象ではないかと思っております。
そして、配置薬の中にもあったという事実も確認されております。 私は、本日、実は、患者さんの団体にお願いいたしまして、キノホルムの投薬証明、これは、太陽堂製薬株式会社という当時の配置薬にかかわる薬の会社であります、そこで、配置薬として患者さんというかスモンになった方に渡り、後に医師の診断書がついて、スモンという診断がなされ、認定がされている方の投薬証明と診断書を持ってまいりました。
配置薬によりますスモンの被害につきましては、私ども厚生労働省に保存されている行政文書のチェック、あるいは裁判所におきます文書保存状況に対する照会を行うとともに、スモンの原因となりましたキノホルムにつきまして、配置薬としての販売及び被害の有無につきまして、当時の担当官あるいは関係の企業、関係の自治体へ照会を行ったところでございます。
○阿部(知)委員 さて、私が今、配置薬のことで問題にさせていただきましたが、村井委員もお取り上げのように、配置薬に関しましては、いわゆる法人による配置薬の販売ということも含めて、今後どれくらいの期間、いわゆる薬事についての十分な知識をお持ちでない方がこれにかかわるか、この見通しが立たないという状態で、この法案が成立しようといたしております。
それは、改正案の第三十六条の四の試験について、昨年十一月、この配置薬の団体の一つ、全配協からあなたあてに、と同時に医政局長に、資質の認定については役所並みの試験レベルではなく、配置販売業の実態に即した試験内容としていただきたいなどの要望がなされて、それを両局長が了解したかのような話が全国の業者に伝わった、こういうことなわけです。
○国務大臣(川崎二郎君) 今局長から答弁をいたしましたように、私も委員会で御答弁申し上げておりますけれども、配置薬販売業の将来的方向として、既存配置販売業者についても配置員が試験に合格して新制度に移行できるようになることが望ましい、これが基本的なまずスタンスでございます。 そういった中で、まず第一に配置薬販売をされる業界の方々が、やはり国民からの信頼を得て仕事を進めていかなければならない。
○又市征治君 具体の質問に入る前に、福井局長、ちょっとお聞きをしておきますが、改めて、平成十六年度の医薬品によるものと疑われる副作用の報告ですね、総数は何件で、そのうち一般薬が原因と思われるもの、さらにその中でも配置薬が原因と思われるものについて何件ずつあったか、その後の病状などについても紹介していただきたい。
○参考人(井村伸正君) スモンが配置薬によって起こったのか、それともスモンが起こった原因の一つに配置薬があったのか、それは恐らくその後の方のことだろうとは思います。それで、私は、それはもう非常に重要な副作用をもたらしたものだと思って非常に残念に思っております。
○小池晃君 それから、重ねて井村参考人にお伺いしたいんですが、配置薬によっては重篤な障害はほぼないというふうに先ほど発言をされたんですが、配置薬によって被害が広がったスモンの問題についてはどのように説明をされるんでしょうか。
○小池晃君 いや、私はその配置薬が原因で起こったんだという言い方をしているわけではないんで、先ほど重篤な障害は配置薬ではほぼないというふうにおっしゃったんでね。
一方で、一つの配置薬をされておる会社が法人として新しい人をどんどんどんどん入れて、かつ、その中で試験を受けさして資格を取って大きくなっていく……
○政府参考人(福井和夫君) 配置薬についての副作用報告についてのお尋ねでございます。 平成十六年度に、薬事法に基づきまして、副作用報告のうち配置販売された医薬品であることが確認できたものは十四件でございました。
それから、配置薬の問題をお聞きしたいんですが、配置薬を使用した副作用事例としてはどのようなものが報告されているんでしょうか。
我が国の製薬産業におきましては、中小企業や地場企業は、これまで後発品でありますとか大衆薬、それから配置薬等を中心に製造、販売を行ってきたところでありますが、厚生労働省といたしましても融資や減税等の支援措置を講じてきたところでございます。
ちょっと最後に、残った数分で、以前にもちょっと質問しておりました配置薬、置き薬という問題です。 これは、伝統的販売方法であるのでこういう販売方法というものを認めておるということでありまして、結構なことなのですが、伝統的販売方法だから家庭だ、事業所はだめだというわけなのですが、私は、ここに証拠物件を持ってきたのです。
いわゆる配置薬というのがありまして、典型的なのは富山の薬売り、これは歩いて各戸を訪問して、そして薬を置いてくる、置いてきて、使った分だけ後で売買という形でもって販売をするというシステムのものであります。
例えば訪問販売の中でも、生鮮食料品を扱う行商であるとか、あるいは富山の配置薬制度、こういったものは消費者の支持を受けて、それこそ長年定着しているわけでございます。私どもが言っているのは、あくまでもマルチ商法の方でございます。 ただ、このマルチ商法問題につきましては、昭和五十一年に訪問販売法を制定する際に、立法に関与されました東京大学法学部の竹内昭夫先生が名言を残していらっしゃいます。
代表的な伝統的工芸品としては、今回視察いたしました石川県の金沢箔や富山県の井波彫刻、家庭配置薬を初めとして、九谷焼や輪島塗、加賀友禅などが全国的に高いシェアを誇っております。 次に、金融面についてであります。 北陸管内の地元金融機関は、薬などの伝統産業や北前船などで蓄積された資本をもとに展開したものであります。
○網岡委員 これは次の質問が一つありますが、掘り下げての質問ができないのが残念でございますけれども、繰り返して申し上げるけれども、やはり緊急避難的な要素を持つ配置薬が、資格を持った薬局や薬店よりも量の多い包装で、しかも有名商品と同じ名前で販売をされていくということは、これは配置販売の機能からいって逸脱をしているというふうに私は思います。
そして、どこに「配置薬」と書いてあるのかということを探さなければわからないほど小さな表示しかされていない、こういうことになっておるわけでございますが、その表示の面で一つ問題があるということ。 それからもう一つの点は、容量が、オロナインは一般薬局、薬店の場合には、一番小さいのは十グラムになっているわけでございますが、その配置販売薬は二十グラム、こういうことになっておるのでございます。
一般用医薬品については家庭薬とかあるいは大衆薬と言われておる医薬品でございますけれども、薬局、薬店を通じて販売されておるということでございまして、そのほか直販メーカー、メーカーが直接に卸している形態と、配置薬メーカーと書いてございますが、富山、奈良等に多いわけでございますが、配置販売業者を通じて行商の形で売っておる形態があるわけであります。
だから、国民的立場といいますか業界の立場から見ても、中小零細な配置薬の問題についても、業権さえ絡まなければ三十条、三十一条は改正されてあたりまえだと思うのに、それが提案されていないということは、まさに大企業の中小企業倒しだと私は思うわけです。そういう点について、ぜひ今度の法律審議の中で改正してもらいたいと私は強く考えておるところですけれども、時間がありませんので答弁はいただかなくとも結構です。
○中野政府委員 漢方の特性及び配置薬というものの特性、両方を考えまして、適当であると判断されるものについては、先生御指摘のとおりの方向で処理いたしたいと思います。
○川本委員 ちょっと大臣、もう一度、いわゆる家庭配置薬の業界の振興のために育成をしていくという政治姿勢なんですね。その点についてもう一度……。
○川本委員 奈良県の家庭配置薬製造業者は先ほど言ったように百行ほどあるわけですが、それを見てみますと、主としてかぜ薬とか鎮咳とか健胃腸剤というものを製造しておる業者が非常に多いわけです。 そこで胃腸薬について見ますと、その中にセンブリというのが入っているのです。
元来いわゆる封建時代から続いてきた家庭配置薬というものは、いわゆる山間僻地で、お医者さんもいない、あるいは薬局、薬店もないというようなところで、夜中にでも病気になったときにちょっと薬を飲む、腹痛を起こしたとき薬を飲むということから必要性が生じて、それによって家庭配置薬というものが発達してきたのだと思うわけです。ところが今日は山間僻地だけが利用価値があるのかというと、そうじゃない。
○川本委員 富山とか奈良県とかいうところは、いわゆる家庭配置薬のメッカと言われておるところで、古くから家庭配置薬の製造あるいは販売配置というようなことが行われておるところでありますけれども、もうすでに厚生省の方で、いわゆるかぜ薬の製造承認基準とかあるいは鎮痛剤の製造承認基準等が出されておる。
そのほか生活環境の保全、向上に必要な物品、役務あるいはそれの関係の原材料、中間品を消費財に支配的に用いられるものも含めたい、かように考えておりまして、たとえば健康の維持、増進という意味で、富山の家庭配置薬あたりでございますとか、あるいは食品関係でのソース業あるいは住宅関連産業ですとか、廃プラスチックの再生業でございますとか、あるいは文化関係では製本業とか、こういったものを、まだ業界の要望の非常に強い
今度違憲の判決をいただいた規定は、一方におきまして薬局の過当競争を排除すると同時に、無薬局地区等に薬局の普及を図る、こういうような目的もございましてでき上がった法律なのでありますが、今回違憲だということで、この法律の規定を削除することになりますと、改めまして行政指導等で、そういう無薬局地域に対しまして、いま先生のおっしゃられましたような、薬局の設置あるいは薬種商の設置、あるいは配置販売業によります配置薬