1954-02-18 第19回国会 参議院 農林委員会 第8号
現に終戦後におきまして、それを直接配給砂糖として配給いたした場合もございます。従いまして絶対的に粗糖が砂糖としての消費に向かないというふうなことには考えておらないわけであります。
現に終戦後におきまして、それを直接配給砂糖として配給いたした場合もございます。従いまして絶対的に粗糖が砂糖としての消費に向かないというふうなことには考えておらないわけであります。
ところが家庭用の一般配給砂糖の統制をはずすといたしますと、各家庭が、現在ではマル公で入手いたしておるものを、自由価格で入手をするということになるわけでありますので、これは確実に各家庭にとりましては負担の増になるかと存じます。
從いまして、この配給砂糖の五十円、四十五円という値段は、政府としてはずいぶんサービスの値段のようにも考えられるところでありまして、これをむしろ倍くらいにしても、砂糖需要というものは十分あるのじやないかと思いますが、もしも一斤の砂糖を百円というところまで持つて行きますならば、これから生れて來る財源というものは、私どもの計算からいたしまして、およそ七十五億円くらいの数字が出ると思うのであります。