1947-08-07 第1回国会 参議院 農林委員会 第5号
全く木下君の御指摘の通り私も考えておるのでありまして、現在の利潤を抜きにした配給機構という點でありますならば、大體この制度において國民も了承する。かように思つておるのであります。 それから先刻來申した通りに、これが農林大臣の任命であるから、形式上官吏である。從つてすべて役人的なる、昔から非難さるるような、國民に不親切な態度をとるだろう。
全く木下君の御指摘の通り私も考えておるのでありまして、現在の利潤を抜きにした配給機構という點でありますならば、大體この制度において國民も了承する。かように思つておるのであります。 それから先刻來申した通りに、これが農林大臣の任命であるから、形式上官吏である。從つてすべて役人的なる、昔から非難さるるような、國民に不親切な態度をとるだろう。
もう一つ配給機構に對して先程大臣のおつしすつたように、横流れを防ぐとおつしやつたが、どういう程度で官吏統制にすれば配給の横流れが防ぎ得るかという點を、はつきり國民の納得のゆくような御説明を伺いたいと思います。
○宇都宮登君 現在の配給機構と新公團法による配給機構との比較ですね。特典を竝べて最末の民間にも分るようなはつきりした表示ができないものでありますか。
しかし現在みそ醤油その他のものの配給機構を、すぐ現在の市町村機構に委ねるということについては、いろいろ考えなければならない點もあり、またすぐ行い得ない諸般の問題がありますので、現在の状況といたしましては、この公團方式によることの方が妥當であると私は考えております、將來御指摘のように、市町村を通じて指定重要物資の配給集荷をやらせるという一つの構想については、私といたしましては將來相當考うべきことであると
なぜそれではみそをこういう公團方式によつてするかという點については、何ぶんにも數量が非常に足らないのであつて、しかもこれをきわめて公平に配給いたしますには、從來の配給機構より公團方式による方が公平に配給できる、こういう考えのもとに公團方式をとりましたので、この點重ねて御了承願います。
もとよりしばしば申し上げました通り、この公團法は眞に理想的なものであつて、日本の配給機構として永久不變に存續するものであると考えているのではありません。
第二、マル公も配給機構も止めて、戦前と同様にいたしまする方式、第三、マル公を撤廃して、後に示すごとく價格調整委員会を制定いたし、制限附のせり賣型といたしまして、配給面は旧機構のままにする方式、第四、集荷に関しましては第三と同様でありまするが、配給面については旧機構を止めて、全くの自由とする方式、右のごとく分類して考えるのでありまするが、私は最後の第四の方式、又は状況によつては第三の方式を適当だと考える
又それを正式ルートに載せると称しまして、或る種の團体、或いは配給機構というものに流して行く。つまり或る金額で拂い下げの形を取ります。そういうような物の動きの面を、今言つたような買い上げ價格、或いは拂い下げ價格というような面におきまして、これは会計檢査院が余程御注意相成つておると思いますが、そういうことに御盡力下されてありましようか。
○政府委員(三堀參郎君) 只今の資料として御要求になりまし點は資料として提出をいたしますが、末端配給機構をどうするかというお話でありますが、これは實は本日から實施になつております青果物の配給規則、これと全然同じではございませんけれども、これに大體準じますような味噌、醤油、それから砂糖、罐詰、乳製品、油糧については、それぞれ需給調整規則が出ることになつております。
我々は一歩進んで水産省の設置をやつてみたいということに、墾談會において結論を得たのでありますが、要は漁業權制度確立の件、資材確保の件、漁港建設の件、漁場警察權確立の件、水産教育確立の件、水産金融確立の件、魚價決定に關する件、漁民厚生施設の件、漁船及び漁業保險の件、水産貿易確立の件、水産試驗化學研究の件、水産物集出荷配給機構確立の件以上の綜合且つ合理的な行政機構としては、どうしても水産廳でやつては甚だ
魚價の價格及びその集荷配給機構に關する件を議題といたします。 小委員會の報告は小委員長より文書をもつて提出されました。之が説明を求めます。
こういう面において、従来の配給機構においては不十分であるがために、少なくても國民のかような必需物資は、きわめて公平に配給される點からいけば、現段階において公國法が一番よいのである。かように信じましてやつておるのでありますから、この點は御了解願いたいと思います。
しかしこの公國が、先刻來申し上げておりますように、非常に國家性をもつたところの配給機構である。従來の株主とか、半官半民とか、こういうものできておるところの機関ではないのであります。
しかし繰返して申し上げております通りに、かような國家性をもつた重要物資を扱うには、やはり國家性をもつた配給機構という思想において行うことが正しい。
同じく水産で魚類の價格及びその集荷配給機構に関する問題、この二つの問題を会期中調査したいという要求が出ております。今一つ治安及び地方制度の坂東委員長からの要求事項は、警察制度、公選知事の権限、北海道総合開発機構及び五大都市特別市制に関する事項、この事項を調査したい。
理事 三好 竹勇君 理事 夏堀源三郎君 理事 西村 久之君 鈴木 善幸君 鈴木 雄二君 藤原繁太郎君 松本 眞一君 宇都宮則綱君 神山 榮一君 菊池 豐君 小松 勇次君 内海 安吉君 川村善八郎君 森 幸太郎君 内藤 友明君 外崎千代吉君 七月十一日魚類の價格及びその集荷配給機構
なおさきに小委員をつくりました水産廳設置に關する事項、及び魚價竝びに集荷配給機構の問題、及び本日これから審査しようという漁船、漁港、漁撈、漁具の問題について國政調査を行いたいことを、議長に書面をもつて要求いたしたいと存じます。いかがでございますか。
なお七月九日選擧いたしました魚價及び集荷配給機構に關する小委員のうち、川村善八郎氏より都合によつて辭職したき旨の申出がありました。よつてこれを許可して差支えありませんか。
恐らく消費者までは現在の配給機構は一應とにかく適正に行つておるのでありますが、例えば農村に流れました、配給いたしました酒が、料理屋に再び舞戻つて來るというような、一般消費者に参りまして、その後いろいろなバーターとか闇とかいうことが行われておりますことは、我々も承認せざるを得ないと思うのでございます。
現在の配給機構が惡いということは、恐らくすべての人が認めておると存じますが、そういうことがこの公團法の施行によりまして、絶滅出來るかどうか、その点をお伺いいたしたい。
○田口政五郎君 この公團の收支予算といいますか、剩余金、利益は出さんでもいいというお話でございましたが、然らば今日やつておりまする配給機構であれば相当利益は出ておるのであります。若し公團になればそれだけ消費者の價格が安くなるわけですが、全体の收支予算というものをちよつと配付して戴けませんか。公團の……。後で印刷にしてでも配付して戴くわけに行きませんか。相当……
新しい配給機構もまだ動き出したばかりでございます。お話のように切り替え時におきまして、いろいろの問題もございますけれども、これはひとつわれわれといたしましては、新しい荷受機關を指導していく。そうして現在のいわば不自然な、無理な荷受の姿は、これを漸次改善してまいるというふうに考えておりますので、こういう點はしばらくこれに對しての經過を、やはり見守つていただきたい。
○青木委員長 魚價及び集荷配給機構の問題は漁民は勿論一般民衆の生活と密接なる關係がありますから、小委員會を設定いたしまして、政府の政令その他の行政面において、民意に副わざるものありと認定せらるる場合はこれが改善を促し、場合によつては政令の改廢を要求するなど、適當の處置を講ずることとし、引續き研究を行い結論を見出す場合、衆議院規則第九十四條の規定を發動するや否やを、委員會において決定する資料の取まとめ
出席政府委員 總理廳事務官 長谷川 清君 農林事務官 藤田 巖君 ————————————— 本日の會議に付した事件 魚類の價格及びその集荷配給機構に關する説明 聽取 魚類の價格及びその集荷配給機構に關する小委 員選定 —————————————
それから末端の配給機構の問題でありますが、末端の配給機構につきましては、自由販賣店舗はこれはいろいろの弊害があるというような意見が強くなりましたので、これが廢止をすることに決定いたしました。その代わり自由登録によつて、消費者がその欲するところの店に登録をいたしまして、その登録店舗からもらう。そうしてこの登録店舗は三月に一囘ずつ更改をしてゆく。
神山 榮一君 菊池 豐君 本間 俊一君 内海 安吉君 川村善八郎君 坂本 實君 冨永格五郎君 森 幸太郎君 多賀 安郎君 外崎千代吉君 出席政府委員 農林事務官 藤田 巖君 ————————————— 本日の會議に付した事件 水産廳設置問題に關する小委員選定 魚類の價格及びその集荷配給機構
なお本日は魚價の問題及び水産物の集配配給機構等に關して、政府の説明を聽き、これに關連して各位の御質問及び意見の御發表を願いたいと存じます。まず政府から御説明願いたいと思います。
男女同権を與えられた主婦の日常生活の現実は、買出しと、内職と、不完全なる配給機構に悩まされ、奴隷同樣の、疲労困憊の極に達しているのであります。 主食に対する心配はもちろんでありますが、主食を補う野菜に対する不安も、絶えないのであります。
第六には、配給機構を人民管理に移し、そのもとに、各人に対し作業場並びに住居を単位として、生活必需品を現物で支給する。これが大体收入の七〇%ないし八〇%である。これを現物で給與するために、現金の授受は大分なくなり、やみインフレは、まつたくここに即時的に徹底的に抑制せらるるのである。
(拍手)なお、食料公團の問題につきましても、みそであるとか、醤油、乳製品、砂糖、アミノ酸、カン詰、これらの食料品を現在の配給機構のままにおいたのでは、不正なるやみ價格が横行いたしますので、これまた食料公團法によりまして、正確なるルートの上に乘せんとするであつて、これまた決して農民の意思に反するものではないと考えておるのであります。