1968-09-03 第59回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第3号
配給ベースでは五カ月、こういうことでございます。
配給ベースでは五カ月、こういうことでございます。
それからこの値上げによって消費者家計に及ぼす影響でございますが、はね返りがないということは実質上の判断の問題でございますので、的確にそういう表現で申し述べたかどうか存じませんが、おそらく御質問の趣旨は、この消費者価格の値上げによる家計への影響でございますが、現在の配給ベース等から考えまして 一般の各家計調査等による家族、人数等を基礎にいたしますると、約百円内外の影響になるわけです。
それからもう一つは、これも先日申上げたことでありますが、二合七勺の配給ベースで行きます場合に、今の三百七十四万トンの輸入計画が完全に実施された場合におきましては、相当持越米が過剩になり、その場合にそれは過剩部分として公団のストツクにして置きますのか、或いは一定量以外過剩の部分はできるだけ輸入しないようにブレーキを掛けて行くのか、その点をちよつと明らかにして頂きたいと思います。
(「実行しなくちや駄目だ」「撤廃せよ」「それを聞いてるんだ」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)只今関係方面とも折衝をいたしておりまするので、近くその結論を見ると思うのでありまするが、今いろいろ食糧需給につきましてのお尋ねがありましたが、最近におきまして我が国の食糧事情は、著しく改善を見て参つたのでありまして、二合八勺の生食の配給ベースは何らの不安なく維持されておるのでありまするが、(「それを聞いておるのじやない
最近におきまして我が国の食糧事情は、終戰当時に比べて著しく改善せられまして、二合七勺の主食配給ベースは何らの不安なく維持されておるのでありますが、これは国内農業生産力の回復と世界の食糧事情の好転による輸入食糧の増加に負つておりますことは、御承知の通りであります。
以上がインフレの緩慢化の原因といたしまして、財政及び金融の面でありますが、なおまた一面において物資給力の増加、遅配、欠配がなくなつたこと、配給ベースの引上げ、こういうことが物資面における價格上昇の原因を押える。同時に心理的な安定感——インフレーシヨンがかなり心理的な影響を受けますので、安定感の増大が貯金の増大になり、それがまた通貨増発を押えるという一つの循環が始まつていることが見られる。