1978-04-12 第84回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第3号
○説明員(鈴木一郎君) 採卵鶏、つまり卵を産む鶏につきましては、卵を産む期間の鶏には抗生物質を添加した配合資料は使うことは認めておりません。いまでは幼雛期、中雛期のものに限って使うことを認めておりますので、そういう意味では採卵鶏用の配合飼料につきましては、いわゆる休薬期間というのはございません。
○説明員(鈴木一郎君) 採卵鶏、つまり卵を産む鶏につきましては、卵を産む期間の鶏には抗生物質を添加した配合資料は使うことは認めておりません。いまでは幼雛期、中雛期のものに限って使うことを認めておりますので、そういう意味では採卵鶏用の配合飼料につきましては、いわゆる休薬期間というのはございません。
配合資料の中に飼料添加物が入るわけでございますが、いまのところは配合飼料について申し上げましたが、個々の添加物につきましても大体同様のような趣旨で成分規格なり、製造基準なり、保存基準、たとえば保存基準で言いますと、遮光した密閉容器に入れて保存しろとかいうようなことを決めるというようなこと、それからまた、表示の基準も個々の添加物についても決めていきたいというように思っておるわけでございます。
「こうした矢先に、国際的な飼料穀物の需給悪化と価格の暴騰ならびに業者の買占め等により四〇%に及ぶ配合資料価格の大暴騰をもたらそうとし、酪農・畜産農民は三重の苦しみを受けています。酪農家の負債は乳価安の資材高政策に起因し、今次の飼料大暴騰もまた食糧政策の基本である穀物需給を放棄してきた政府の責任であります。」
さらにもう一つの問題として、これは飼料でもそうですが、濃厚飼料を輸入した場合に、それを保税工場内で全部配合資料に作り上げた。その場合、これを全部飼料に使うということなら関税が無税になるわけですね。そういう問題もあるわけです、片方には。ですから、そういうような問題考えたときに、当然税の問題というのは私はもっと慎重を期さなければならぬと思う。こういうように思うわけですが、どうですか。