2021-02-09 第204回国会 衆議院 予算委員会 第7号
そうした下で、昨年六月、迎撃ミサイルの発射後に切り離されるブースター、推進装置を住宅地に落下しないように制御するためには、システム全体の大幅な改修、二千億円を超える追加コストと十二年余りの期間が必要だとして、配備断念に至った経過があります。こうした経過からすれば、その計画、そのもの自身をきっぱり断念すべきであります。
そうした下で、昨年六月、迎撃ミサイルの発射後に切り離されるブースター、推進装置を住宅地に落下しないように制御するためには、システム全体の大幅な改修、二千億円を超える追加コストと十二年余りの期間が必要だとして、配備断念に至った経過があります。こうした経過からすれば、その計画、そのもの自身をきっぱり断念すべきであります。
私、こういうずさんなやり方を本当にやれば、国民の信頼は一層失われると思いますし、結局配備断念もそこが大きな問題だったわけですね。何の反省もないんじゃないかと考えますが、大臣、これやっぱり根本的に見直すべきじゃないでしょうか。
本年六月のイージス・アショアの配備候補地への配備断念時は、代替地についてブースターの落下が予想される範囲に住宅等が存在しないことを最優先の要件といたしまして、我が国全域を効果的に防護するとの観点から検討を行いましたが、代替地を見付けることは困難な見通しであったところでございます。 六月以降も防衛省におきまして同様の調査を継続的に実施してきましたが、代替地はないとの結論に至ったところでございます。
その配備断念は、だから、単に弾道ミサイル防衛を二重三重に手厚くすることができなくなったという以上の意味があって、これは、だから、いろいろな経空脅威があるわけですよ。そういった中で、これから代替案が間もなく発表されるということで、きょうも議論になっています。
当時、ロシアからは、配備断念以外に具体的にどのような要求があったのか、それを教えていただきたいのと、あと、防衛省は、イージス・アショアの導入のコストを抑えるためにと、想定していた巡航ミサイルの迎撃能力の追加を見送りましたけれども、これはロシア対策の意味というのはあったんでしょうか。
まず、配備断念をしたときの大臣は河野前大臣でありましたが、その判断を変えないという判断をされるわけですから、今やもうこれは政治判断で決めていくしかない事柄だと思いますが、今やこれは岸大臣の判断だということを明言していただきたいと思います。
イージス・アショアの配備断念と新たな安保戦略について質問をいたします。 政府は、六月二十四日の国家安全保障会議で、山口、秋田両県へのイージス・アショアの配備を断念することを決めました。ところが、それにかわる方策として、敵基地攻撃能力の保有を含めた新たな安保戦略について、この夏、徹底的に議論し、実行に移すとしています。