1997-03-06 第140回国会 参議院 予算委員会 第4号
次に、去る二月十九日に御逝去されました鄧小平中国共産党軍事委員会の前主席に対し、まずもって哀悼の意をささげたいと私は思っております。 鄧小平氏死後、中国は、七月に香港が返還される、東南アジアヘの影響力は大変大きなものがある大国になっておりますし、中国の動静についてはいろいろ憶測されておりますが、今後中国は一体どうなるのかと国民も大変大きな関心を持っております。
次に、去る二月十九日に御逝去されました鄧小平中国共産党軍事委員会の前主席に対し、まずもって哀悼の意をささげたいと私は思っております。 鄧小平氏死後、中国は、七月に香港が返還される、東南アジアヘの影響力は大変大きなものがある大国になっておりますし、中国の動静についてはいろいろ憶測されておりますが、今後中国は一体どうなるのかと国民も大変大きな関心を持っております。
今日、御承知のように、もう繰り返して言いませんけれども、鄧小平中国副首相がベトナムはけしからぬからこらしめてやるということによって今度の行動を行ったという経過から見て、私はやはり非常に重要なことだろうと思うんですよ。言うならば、これは侵略の論理になる。ですから、これはもうくどくど言いませんが、いま日本の政府がこういう状況の中でどういう態度をとるかということは私はきわめて重要だと思うんです。
まず最初に、鄧小平中国副首相がアメリカや日本にやってきて、その活動を通じて今日予想できることを言っておったと私は思うのですが、外務大臣はそういう認識を持っていましたか。
総理は、ただ南北両当事者間の対話の再開と緊張緩和の進展を期待するというだけではなくて、たとえば、再度来日する鄧小平中国副総理と、朝鮮半島の平和統一のためになし得る方策などについて意見の交換を行うなどの具体的なお考えがいまあるかどうか、ぜひお聞かせをいただきたいと思います。 もう一点、総理に伺っておきたいのは、各国に対する経済文化協力の問題であります。
ようやく去る八月十二日に本条約が北京において調印され、ここに国会の承認を得、さらに鄧小平中国副首相並びに黄華外相の訪日によって批准書交換の運びとなりましたことは、まことに喜ばしい限りであります。
これに対して鄧小平中国副総理は「一方で覇権反対をいいながら、もう一方ではだれに対するものではないというのではロジックに合わない。事実上、覇権主義は中国を脅かしているとともに日本をも脅かしている。」こういうふうに言っております。大きな基本的な見解の違いをここに示しているのですが、この鄧小平副総理の発言について外務大臣どういうふうにお考えになりますか。
三月十六日のこと、この日のわが国の有力朝刊紙は筆をそろえて、その二日前に北京の人民大会堂で行われた、わが国の矢野絢也公明党書記長と鄧小平中国共産党副主席兼副首相との間に交わされた会談内容を伝えました。各紙とも鄧副首相の三木前首相に対する非難の言葉を報じたからであります。
そこで鄧小平中国の副主席が、日中平和友好条約の締結がおくれている原因は中国側には何一つない、挙げて日本側にその責任があるのである、と発言されているのであります。これに対しては、自民党各派の代表と思われる方々も一人反論する者がなかった、これを認めたということであります。これを受けて濱野団長は、国会の場で、あらゆる時期、あらゆる手段、方法をもって必ずこれを通します、通す確信を持っております。
中国側もしばしば表明しているように、決断するのは福田総理だけであって、鄧小平中国副主席は、この問題は一秒で済むことだ、その一秒は「調印」の二字と言っているとおりで、日中平和友好条約の締結は福田総理の決断だけであり、あとは何も残っていないのであります。 対ソ外交につきましても、この際粘り強い交渉と決断が必要であります。
にもかかわらず、喬外相は、明快に宮澤外相の意のあるところがわかったという表現はしていないので、その後、あなたの方の小坂善太郎元外相が十月三日に北京の人民大会堂で鄧小平中国副首相と会談した折にも、鄧さんは、外交は小手先の技術でなく、政治家が政治的判断に立って行うべきだというような発言をしているところを見ても、もっと中国側の苦悩というものを理解して、日本は腹を割って一緒にこの条約を締結してくれていいんじゃないかという