1958-04-01 第28回国会 参議院 農林水産委員会 第24号
あわせまして、その強力さ、適正さということについても、農民組合その他の御尽力、あるいは農業委員会、都道府県農業会というほかの関係団体が適切に処理して下さるということもありましょう。いきなり国が出てくる場合と、あとで知って出てくる場合と、態様はいろいろありましょうが、気持は、以上申し上げたようにしたいと思っております。
あわせまして、その強力さ、適正さということについても、農民組合その他の御尽力、あるいは農業委員会、都道府県農業会というほかの関係団体が適切に処理して下さるということもありましょう。いきなり国が出てくる場合と、あとで知って出てくる場合と、態様はいろいろありましょうが、気持は、以上申し上げたようにしたいと思っております。
ところが今度はその性格が全く変つて来て、今度の変つたのは、農民の地位の向上に寄与するため農業委員会、都道府県農業会及び全国農業会議所についてその組織及び運営を定めることを目的とする、そうして何か政治的な建前を中心にした農民の利益代表だというような機関に変つて来ている。本質的に変つて来ているのじやないかと思うのです。そうしますと、今でさえ土地の問題等につきましていろいろ紛争も起きている。
最初に都道府県農業会の金融機関再建整備法による最終処理状況調であります。二十八年十二月末現在になつております。これは御存じの通りに金融機関再建整備法によりまして、この最終処理をいたしまする場合に、いろいろなものの債務の整理をいたしましたり、それから出資金額を或る程度以上のものを整理するというようなことが出ております。
この都道府県農業会の再建整備法による最終処理状況調の三億二千幾らの黒字が出ておりますが、この黒字を出したこの表を作つたときに、そのときに、このあとで残つている資産というものは、まだ整理のつかないものはどのくらいあるのか、それはわかりませんか。これは整備法によつて最終処理を行なつたものについてプラスが出、マイナスが出、その結論が全国で言うと三億二千九百十一万円ということになつておるわけでしよう。
殊に、昭和二十五年十一月法律第二百五十二号酒税法の一部を改正する法律の実施により、酒税の税率引下げが行われました際、製造業者及び販売業者の手持品在庫品についてそれぞれ既納税額と現行税額との税差額について戻税措置がとられた事例もあり、更に昭和二十四年度産米供米報償用として、各都道府県農業会が政府より配給せられた緒物資のうち、綿布、タオル、作業衣等の繊維製品が、事後の市価低落に伴い著しい欠損を来したため
殊に、昭和二十五年十一月法律第二百五十二号酒税法の一部を改正する法律の実施により、酒税の税率引下げが行われました際、製造業者及び販売業者の手持品在庫品について、それぞれ既納税額と現行税額との税差額について戻税措置がとられた事例もあり、更に、昭和二十四年度産米供米報償用として各都道府県農業会が政府より配給せられた諸物資のうち、綿布、タオル、作業衣等の繊維製品が爾後の市価低落に伴い著しい欠損を来したため
宙に、昭和二十四年度産米供米報償用として、各都道府県農業会が政府より配給せられた諸物資のうち、綿布、タオル、作業衣等の繊維製品が爾後の市価低落に伴い著しい欠損を来したため、昭和二十五年末より同二十六年初頭にかけて数次に亙り総額五億七千万円を各農業会に補償いたした先例もある次第であります。