1974-05-27 第72回国会 参議院 本会議 第23号
すなわち、国民春闘四・一一ストライキに参加した日教組及び北海道、東京など十二都道府県教組に対して、政府・警察権力は、当日夕刻、かつてない規模での捜査、押収及び出頭命令を行なうという不当な刑事弾圧を強行しているのであります。日教組が加わりました国民春闘は、インフレに反対し、弱者を救い、年金を引き上げ、さらに教育の諸条件改善などの当然の要求を掲げてストライキに入ったのであります。
すなわち、国民春闘四・一一ストライキに参加した日教組及び北海道、東京など十二都道府県教組に対して、政府・警察権力は、当日夕刻、かつてない規模での捜査、押収及び出頭命令を行なうという不当な刑事弾圧を強行しているのであります。日教組が加わりました国民春闘は、インフレに反対し、弱者を救い、年金を引き上げ、さらに教育の諸条件改善などの当然の要求を掲げてストライキに入ったのであります。
都道府県教組というものは、私は国立学校の職員団体とは考えておりません。また現在の日教組は、この都道府県教組の連合体でございます。
たとえば現在都道府県教組と話し合いがきめられまして、また各都道府県によりまして給与が決定されるわけでありますが、各県におけるアンバランス、これはまぎれもない事実であります。給与の問題だけに限りませんで、その他のいろいろな労働条件に関しましても不均衡な点があるわけであります。
従って、地方教育委員会と都道府県教組との要求交渉あるいは話し合いというのは、これは大臣が御存じないはずはないですが、年間のうちに数十回、多いところでは百回以上繰り返されていると思う。そうしてそこで一体となって文部省に要求している事項もあります。
○篠田委員長 証人は、教科書の採択に関し、日教組が本年の六月教科書の評価基準——採択基準を作って各都道府県教組委員長あて通達した事実を知っておるかどうか、知っておるならば、評価基準の概要を説明し、その評価基準に該当すると思われる教科書について具体的に説明して下さい。
この論議の途上におきまして私が注意しなければならんと思いましたのは、「日教組中央執行部はこの大会に日共の策動が行われることを防ぐため、大会前日の二十四日、各都道府県教組文化部長、講師団を集めて大会運営方針を協議したが、教研大会である以上、あくまでも真面目な研究大会に終始、純粋な教育的成果を期待すべきであるという執行部の主張と、業務教育費国庫負担問題ならびに第三勢力論を中心とした世界平和勢力の捉え方の
各都道府県教組は、本指令第八号を、全組合員に伝達するとともに、右実施確認を電報によつて、日教組本部に報告せよ。二、十二日以降の具体的行動については、指示第二十六号に基き実施し、ますます闘争態勢を拡大強化してその万全を期せよ。」こういう指令が出ておるとか聞いておるのでございまするが、日教組の幹部の一人といたしまして、この指令を確認されるやいなやという点が第一点でございます。
さらにまた日教組の本部からは、こういう「指令第二十三号」でありますが、「五月一日、二日、三日に行われる琴平大会までの暫定鬪争方針として、別項のごとき指令等二十三号を作成、十日各都道府県教組に指令した。なお中央執行委員会では、十三日より二十日までの間日教組推薦候補者の参議院選挙対策、琴平の定期大会準備打合せ、さらに指令二十三号の徹底化を期すべく地方各ブロックにオルグを派遣することとなつた。」