2014-05-13 第186回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
また、同骨子では、中山間地域は規模が小さいため住民が共同して工夫すれば何とかなるものの、小都市は相対的に規模が大きく、むしろこちらの方が難しいのではないかとの指摘もございますが、特に地方都市において、農業を始めとした日本の原風景的な景観を維持させつつ、ゆとりのある自然生活圏域を維持させるためには、都市農業政策の在り方等のどのような工夫が必要であるとお考えか、お伺いをいたします。
また、同骨子では、中山間地域は規模が小さいため住民が共同して工夫すれば何とかなるものの、小都市は相対的に規模が大きく、むしろこちらの方が難しいのではないかとの指摘もございますが、特に地方都市において、農業を始めとした日本の原風景的な景観を維持させつつ、ゆとりのある自然生活圏域を維持させるためには、都市農業政策の在り方等のどのような工夫が必要であるとお考えか、お伺いをいたします。
この条文に都市というのが明記された経緯については時間がないので触れませんけれども、とにかく法律上に都市と書かれている以上、市街化区域を含むこの農地の保全、また、そこにおける農業振興までを視野に入れた都市農業政策、まちづくり政策が今求められていると思うんですね。
もう一つ、そういった点から、最初からそうやってすぐ法律改正というのは無理だとしても、その問題をしっかりと整理する意味でも、また、都市農業政策を立案する場として、内閣府、国交省、農水省、財務省、そういった関係府省による横断的な都市農業政策検討委員会、こういったものをつくられたらどうかな、こういうように御提案をさせていただきたいんですけれども、官房長官の御見解を伺いたいと思います。
○緒方靖夫君 この問題の最後に、新農基法の第四節に、農村の振興に関する施策に関連して、都市農業政策についていろいろ書かれております。都市農民に身近な問題として、農協、生協と連携して直売、朝市による新鮮な農産物の提供の促進とか、あるいは学校教育、農業体験の場の提供とか、あるいは有機物残渣の農地還元等の推進による有機農業の促進等々、こういうことが書かれております。
お尋ねしたいのは、これは、都市農業政策はこれまで農政のらち外であったけれども、その振興という点では初めて法定化したものと考えてよろしいでしょうか。
そういう点では、都市農業政策という問題を今農水省として真剣に考えていただかなければいけない時期であろうと思います。同時に、後継者問題というものも絶えず頭痛の種でございまして、そういう点では、その問題を含めて都市農業はいかにあるべきかということを、まず冒頭に大臣の方からその所信をお伺いしたいと思います。
委員会におきましては、両法案を一括して議題とし、農住賃貸住宅の需要と実績、農住制度改善の必要性、賃貸住宅の質的充実策、土地信託制度の活用と今後の動向、特定市街化区域農地の宅地化の実績、宅地化促進と都市農業政策との調整、線引き見直しの現状と調整区域内の開発問題等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録 に譲ります。
委員会におきましては、都市農業政策の確立、地方公共団体の実施している農業緑地等保全制度との関係、買い取りの財源問題等について熱心な質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録に譲ることといたします。 質疑を終局し、討論に入りましたところ、別に発言もなく、採決の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。