2012-04-18 第180回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第4号
今、食料の生産のために七割が消費されていますけれども、工業用水、都市生活用水の需要が拡大するという格好になってきております。 特に水の利用という面では、世界人口の六割が集中するアジアで、しかも急速な経済成長が見られます。一方で、降水量でいきますと、大体年間、世界の三割弱、淡水のシェアで二七%ということで、アジアにおいて最もこの水の問題というのは先鋭的に現れてくる可能性が高いわけであります。
今、食料の生産のために七割が消費されていますけれども、工業用水、都市生活用水の需要が拡大するという格好になってきております。 特に水の利用という面では、世界人口の六割が集中するアジアで、しかも急速な経済成長が見られます。一方で、降水量でいきますと、大体年間、世界の三割弱、淡水のシェアで二七%ということで、アジアにおいて最もこの水の問題というのは先鋭的に現れてくる可能性が高いわけであります。
さらにまた、都市生活用水のところから流れてきたような下水なんかは、大腸菌群がものすごくあるわけですわね。さらに一段積み上げた処理が必要だ、でないと、これからの国民の生活環境は保全されない、これが建設省のほうのお考えですが、おたくのほうはどうでしょうか。
あなたは、生活用水の確保、上水道の建設について、今回の公団構想だけに、もし、たより切る、依存しっぱなしであるというようなことであるならば、現在の時点ではあまりにも現実を解しない、あまりにも都民に対しても不忠実だ、無策だというそしりを免れないでありましょうが、今日ただいまの都市生活用水の確保に対する抱負をこの際お聞かせいただきたいと考えます。 時間が迫るようでありまするが……