1999-09-27 第145回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第16号
例えば、防災拠点をつくることによって震災対策を確立する、本当の意味での純粋な経済都市、国際都市、文化都市をつくるのに必要な拠点を都心部を中心に構築をしていくというようなこと、そういったことであります。 石原知事は、威信低下するという危機感をおっしゃいました。危機感というのは理解できます。
例えば、防災拠点をつくることによって震災対策を確立する、本当の意味での純粋な経済都市、国際都市、文化都市をつくるのに必要な拠点を都心部を中心に構築をしていくというようなこと、そういったことであります。 石原知事は、威信低下するという危機感をおっしゃいました。危機感というのは理解できます。
都市計画の先進国でありますドイツにおける再開発を見ますと、都市景観や都市文化の保全が再開発事業の重要なポイントとなっております。また、再開発される地域の建物をできるだけ撤去せずに、これまでの居住機能を残したままで、都市機能の更新を図る手法も採用されております。もともとそこにある地域社会の機能をどう残すかが計画の基本となっているのです。
非常に気概のある町衆というのが日本の都市文化を支えてきたと思うんです。私は、商業者の中から自分の町の生活と文化を守る気概のある町衆よ出よという、そういうことをぜひぜひ若い商業者に期待したい、このように思っております。
また、首都機能がほかに移ったといたしましても、別に東京が経済の中心であるという、そのことも何ら変わることはありませんし、いわゆる大都市文化の中心であり、情報の発信基地として大きな役割を担っておるということも何ら変わるところではないと思っております。
現在これだけ情報化が進んでおりますと、全国の若い人たちが同じテレビ番組を見ているわけでございますから、やはり都市文化に対するあこがれというものも当然持っておるところでございます。
東京に来るのは、やはり政治都市、経済都市、文化都市であるから来るのであって、じゃ、文化都市東京に世界の人たちが来るかといったら、これはもう全然来ないのではないかというふうに私は思っております。
つまり、Aという都市ができたときに、一極ではなくても、それは三極ぐらい、つまり経済都市、政治都市、文化都市というふうに分かれて首都を移転したところが、同じような疑似東京になっていく、そしたら、それは変わらないのではないかというのが私の疑問なんですけれども、それについてはどのようにお考えでいらっしゃいますか。お二方に聞かせていただきとうございます。
特に大都市において、それはこの機会に、健康な都市、文化的な都市、安全な都市構造をどのようにつくり上げるかという哲学的な視点も含めて、やはり見直していく必要があるのではないかというふうに思っているものであります。その点については、どんなお考えを持っていらっしゃいますか。
そういう認識の中で、福祉の都市、文化の都市をつくろうということで頑張ってやらせていただいているわけでございますが、特に八幡市の場合、あのエジソンが八幡の竹を使って電球を実用化したという故事来歴がございまして、エジソンの生まれましたアメリカのオハイオ州のミランという村と姉妹都市を結んでおりまして、子供たちがお互いに絵の交流をしたり、あるいは夏休みには行き交いしたりして親交を深めております。
まず、芸術文化の振興につきましては、優れた舞台芸術活動への支援を推進するとともに、若手芸術家に国内外における研修の機会を提供する芸術フェローシップ事業の拡充を図るほか、地域の文化振興のための地方拠点都市文化推進事業等の諸施策につきましても、所要の経費を計上いたしております。
まず、芸術文化の振興につきましては、すぐれた舞台芸術活動への支援を推進するとともに若手芸術家に国内外における研修の機会を提供する芸術フェローシップ事業の拡充を図るほか、地域の文化振興のための地方拠点都市文化推進事業等の諸施策につきましても所要の経費を計上いたしております。
まず、芸術文化の振興につきましては、すぐれた舞台芸術活動への支援を推進するとともに、若手芸術家に国内外における研修の機会を提供する芸術フェローシップ事業の拡充を図るほか、地域の文化振興のための地方拠点都市文化推進事業等の諸施策につきましても、所要の経費を計上いたしております。
人間がつくった都市文化、これが大きくなって膨れ上がって超都市文化になる。同時に、大都市は大きくなればなるほど、そこに住む人間を排除して表へ出す。そして、人間疎外のような状況がどんどん進んでいる。都市の中心はまさに巨大なオフィス街になって、土地は高騰する、人は住めなくなる。長距離通勤通学、これは大変厳しい状態になっておりますし、交通渋滞も慢性的である。
また新たにそこに住む人々が創造する最先端の都市文化は、東京の東京らしさを創造するものであろう。そうした大都市の文化にはもちろん企業文化もある。しかし、世界の人々がニューヨークやパリに固有の文化の存在を認めるのは、それがニューヨークやパリの住民によって生み出されたものであるからであり、そこに立地する企業の事務所から生まれたものではないからであろう。
第三は、蓄積された文化環境とウォーターフロントの特性を生かし、多様な機能を集積するアメニティーの高い複合都市文化空間の形成を目指す、以上三点が基本方向であるというふうにこの調査の中では言っております。
こういったことも、都市文化を楽しめる程度の、享受できる程度の都市人口というのは、大体最小限度どれぐらいあれば近代社会ではそれを享受できるのかというようなことは、これだけの時代でありますから、コンピューター等を使っておよそシュミレーションができるはずでありますから、そういう意味で適正規模という考え方があってしかるべきだと私は思う。
○桜井委員 これだけ交通もモータリゼーション化が進み、それからいわゆる情報化というのがリアルタイムでいつでも効力を発していられるようなこういう時代でありますから、私は、本当の都市文化というようなものはそんなに巨大なものでなくとも十分できると思う。
愛知県だけで六百五十万、名古屋は二百十万あるのですから、あれでもう都市文化——都市文化というのはもともと、年に何回かしか楽しむことがないようなものは、ある程度の人口がなければできないということであります。また経済の面でも、そういうところほど情報収集の率が高いわけですから、それはよくわかるのです。
○国務大臣(梶山静六君) まず冒頭のあそこの再開発の問題でございますが、再開発をされてビルやマンションが建つことが極端に言うと悪だという決めつけかもしれませんけれども、私も実はあのアークヒルズにもこの間行ってまいりまして、すばらしい文化の集積というか、音楽の殿堂もできましたし、まさに都市文化の大きな集積ができたというふうに考えております。
今まで経済第一主義とまでは申しませんが、各地方におきましても文化都市、文化県を標榜するところが非常に多くなっておるということは、国民全体の文化に対する関心の高まりの一つのあらわれというふうに考えることができると思います。そういう中で文化予算が特に必要でございますが、そういう中で文化庁も私どもも懸命にその点では努力をいたしております。
しかし、これに対して中央文化とか大都市文化という表現はまずないわけですね。そうしますと、単に文化といえば、いわゆる中央と言われるところでつくられあるいは流されるものというふうに受けとめられがちである。私はその辺は非常に残念だと思っているので、文化というものについての文化庁の把握というか御見識をお願いしたい、特に地方文化というものについてどうとらえたらいいかということですね。