1973-06-07 第71回国会 衆議院 地方行政委員会 第27号
しかし、日本の場合は、住宅ができた、さあ団地の中のバスをどうしようというようなことで、やっと今年度で若干の団地におけるバスの処置をするという状態だが、そういうことでは都市政策不在と言ってもやむを得ないのではないか。
しかし、日本の場合は、住宅ができた、さあ団地の中のバスをどうしようというようなことで、やっと今年度で若干の団地におけるバスの処置をするという状態だが、そういうことでは都市政策不在と言ってもやむを得ないのではないか。
この外的な問題というのは、すなわち都市政策不在ということを私自身は考えざるを得ない。いま、過酷であったかなかったという点は相対的なものだと思いますが、現実にやってきたわけですから、それだけやっても赤字が出るということ、これは内部的な原因ではない。外部的な原因でその赤字が出ているのだ。すなわち、都市対策の不在というところから出ているのだという点を私は指摘したいと思うのですが、その点はいかがでしょう。
(拍手) 本改正案は、都市政策不在の高度経済成長政策と利潤追求第一主義による企業活動によってもたらされた過密、過疎、住宅難、交通難、公害等、生活環境の悪化によって人間の生存権が侵害されている都市問題の一つとして、家庭燃料部門に起きた諸矛盾を解決する方法が、LPG小規模導管供給の一部を簡易ガス事業として法制化することによって当面を糊塗し、矛盾点をますます深化させることであります。