1970-04-20 第63回国会 参議院 決算委員会 第11号
○和田静夫君 まず、基本的な問題で三点ばかりひとつお尋ねをいたしますが、法務省の今度の行為が、ひとり法務省ではなくて、けさの総理答弁で明らかなように、政府部内の統一をした見解、まあこういうことでありますから、制度の趣旨に十分にのっとったものであるかどうかということはまず別にしても、私はまず問題にしなければならないのは、たとえば昨年三月の公務員共闘の都公安条例違反事件に対する東京地裁の無罪判決、続いて
○和田静夫君 まず、基本的な問題で三点ばかりひとつお尋ねをいたしますが、法務省の今度の行為が、ひとり法務省ではなくて、けさの総理答弁で明らかなように、政府部内の統一をした見解、まあこういうことでありますから、制度の趣旨に十分にのっとったものであるかどうかということはまず別にしても、私はまず問題にしなければならないのは、たとえば昨年三月の公務員共闘の都公安条例違反事件に対する東京地裁の無罪判決、続いて
○国務大臣(西郷吉之助君) 実は私から釈明をさしていただきたいと思いましたが、ちょうどお尋ねがございますので、私の意見を申し上げたいと思いますが、いまお話しのとおり、私が去る二十五日の定例記者会見のあとで、その前日の二十四日に東京地裁が行ないました都公安条例違反事件の無罪判決に関連いたしまして歯どめが必要であると申しましたのは、立法府や行政府が何らかの形におきまして裁判所に干渉をいたしたり抑制を加えるというような