1953-06-30 第16回国会 参議院 郵政委員会 第4号
従つてそういう観点からいたしましても、これは当然郵便收入として要求して妥当であるものはどんどん要求して、その財源の拡充を図つて頂きたいと思うので、そういう質問をしたのでありますが、なおこれは後ほど審議されると思いますが、この委託法の関係等を見ましても、民間の郵便物を輸送しておる会社に対しての支払は、ここにも明確に出ておりますように原価計算をして、更に妥当な利潤を加えたものを金額としてそれを支払つておるわけです
従つてそういう観点からいたしましても、これは当然郵便收入として要求して妥当であるものはどんどん要求して、その財源の拡充を図つて頂きたいと思うので、そういう質問をしたのでありますが、なおこれは後ほど審議されると思いますが、この委託法の関係等を見ましても、民間の郵便物を輸送しておる会社に対しての支払は、ここにも明確に出ておりますように原価計算をして、更に妥当な利潤を加えたものを金額としてそれを支払つておるわけです
○永岡光治君 更に質問を続けますが、先ほど大臣の提案理由の説明によりまして、無料郵便物についての取扱いの追加でありますが、実はその郵便收入等につきまして私たちも常日頃心配をしておるのでありますが、無料郵便物が非常に多過ぎて、それに対する他の会計からの見返りが少いやに考えておるのでありますが、このようなことを次から次へと拡張して行つて、それに引合うだけの一体還元がされておるのかどうか、補償がされておるのかどうか
従いまして、これに先に述べましたごとく一般会計からの繰入金三十四億円を加えまするというと、郵便收入の不足額は年約八十八億円、即ち現行料金によるところの收入見込額の約五割に相当することに相成るわけであります。
しかも、この平年度における五十四億円の不足額は、一般会計からの三十四億円の繰入れを受けた上での不足額でありますがゆえに、郵便收入の実際不足額は、実に現行料金による收入見込額の五割程度に相当し、金額において八十八億円の巨額に上る次第であります。
こういうふうになりますと、郵便收入は倍になるわけでありますから、そういう点でかなり独立採算の点がカバーできるようになるだろうというふうには考えておりまするが、細かいいわゆる原価計算の方式でやりましても、なかなかそういうカバーを十分できるようなことは困難だと思います。こういうようなことは機械の応用等の点において、利用する範囲が非常に狭いと、こういうふうに考えております。
この二十四億八千万円の繰入金のうちで、本来郵便收入が上つておるならば、自分で郵便收入をもつてまかなうべき金は十二億八千万円というふうに相なつておるわけでございます。 以上は郵便事業特別会計の補正予算でございますが、このほかに郵政省といたしましては一般会計がございます。
たとえば切手收入は百三十一億、郵便收入は三十六億という予算を当初予算で立てていますが、これは一体とれる見込みがあるかどうか。現在までの成績は大体どのくらいのところが、お聞きしておきたい。むしろ少し料金を下げて利用度を高めて、独立会計を健全な方向に持つて行く方が賢明でないかというふうに思つておるから、お尋ねするのです。
○林(百)委員 そこでこの切手收入と郵便收入がだんだん改善の方向に行くというのですが、もし当初の予定の通り入つて来ないということになり、しかも一般会計からの繰入れが困難ということになりますと、今度は再び従業員の首を切るとか、賃金を下げるというような問題が起つて来るのでありますが、そういうことによる経費の節減ということを考えているかどうか。これを聞きたい。
歳入の部では、郵政事業特別会計の歳入においては、業務收入において、切手收入が百三十億九千四百万円余、郵便收入におきまして四十一億四千万円余、為替貯金收入が十九億四千三百万円余、他会計からの受入れにおきまして二百二十五億五千五百万円余、雑收入におきまして十二億四千三百万円余、合計いたしまして四百二十九億七千七百万円余であります。これが郵政事業特別会計自体の歳入でございます。
しかしながら御存じの通りそういうとりはからいをいたす場合は郵便收入はある程度の影響を免れないのでありまして、この点につきましては、本省といたしましてさらに考究する余地がまだ残つておるのであります。從つて御趣旨は了承いたしまして、できるだけ研究して、他日何らかのお答えをいたしたい、かように思います。