1964-04-01 第46回国会 衆議院 逓信委員会 第16号
いまたまたま局長が御指摘されましたように、戦前の郵便年金契約者なるものは、現にもうたばこ代にも当たらない程度の年金しかもらっていないわけです。これは経済生活の安定になりません、福祉の増進にもなっていません。郵便年金法の目的から離れております。
いまたまたま局長が御指摘されましたように、戦前の郵便年金契約者なるものは、現にもうたばこ代にも当たらない程度の年金しかもらっていないわけです。これは経済生活の安定になりません、福祉の増進にもなっていません。郵便年金法の目的から離れております。
本案の趣旨は、簡易生命保険及び郵便年金契約者の福祉を増進し、かつ両事業の発展をはかるため、その積み立て金の運用範囲等を改正しようとするものでありまして、その内容は、一般の需用に応ずる電気供給事業会社の発行する一定の電力債を積み立て金の運用範囲に加えるとともに、積み立て金を電力債に運用する場合には、その積み立て金の額は、積み立て金総額の百分の五に相当する額をこえてはならないこと等の保有限度及びその他買
この法律案は、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用範囲を拡張することによって、運用利回りを向上し、簡易保険及び郵便年金契約者の負担を幾分でも軽減して、その福祉を増進するとともに、両事業の発展をはかるため、運用範囲に新たに電力会社の発行する社債を加えようとするものであります。
この法律案は、簡易生命保険及び郵便年金の積立金の運用範囲を拡張するとによって、運用利回りを向上し、簡易保険及び郵便年金契約者の負担を幾分でも軽減して、その福祉を増進するとともに、両事業の発展をはかるため、運用範囲に新たに電力会社の発行する社債を加えようとするものであります。
ところが、今回の予算案を見てみますと、八百二十億の総額の中から、簡易生命保険及び郵便年金契約者に対する貸付の八十億円というものを除いて、あとの百分の三という考え方を立てておりますが、こんな考え方を事務当局で勝手にやられたのでは、われわれとしては困るので、この点についてはどうお考えかということをお聞きしたいと思います。