1960-02-16 第34回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
っておりますし、入り組んでおりますから、そういうものをできるだけそれぞれの地元のその住民の利益を生かしながら、しかも土地利用といいますか、国土利用といいますか、そういう上においてもできるだけその林野の有効な利用をはかっていくという趣旨におきまして、今の入会権の問題をどういうふうに解決し、前進させていくか、これは林野の政策としての大きな問題でございまして、農林省といたしましても、ただいま林野庁でことにこの部落林野
っておりますし、入り組んでおりますから、そういうものをできるだけそれぞれの地元のその住民の利益を生かしながら、しかも土地利用といいますか、国土利用といいますか、そういう上においてもできるだけその林野の有効な利用をはかっていくという趣旨におきまして、今の入会権の問題をどういうふうに解決し、前進させていくか、これは林野の政策としての大きな問題でございまして、農林省といたしましても、ただいま林野庁でことにこの部落林野
○三浦国務大臣 これは、御承知の通り、明治四十五年でございますが、当時の内務省と話し合いを進めまして、いわゆる公有林野のうち部落林野で町村の一部が持っております林野を高度な集約的な林業系統に移すというようなことから、有名な部落林野統治事業というものを当時の農商務省でやったことがあるのであります。
○森八三一君 私は森林行政についてはあまりよくわかりませんから、今度の改正は官行造林の対象を部落林野と水源林に拡大をするということのように承知をしておりますが、そこでこの法律の第一条の三号で、国土を保全する意味から水源林を造成していく必要があるということは私も痛感しますが、にもかかわらず前の二つとあわせて行う場合だけに限定されておる。
、先ほど申し上げました通り、一つの慣行に従っただけでございますが、明治四十四年の水害を契機といたしまして、当時の内務省並びに農林省がタイアップでやりました第一期森林治水事業のときに、当時の民有地で非常に荒廃しておるのは公有林野であるという一つの現実の姿から、この公有林をさらに国土保安上遺憾なからしめ、かつ生産化するとともに、基本財産にしたいというようなことから、公有林野の入会権の整備、改修並びに部落林野