1994-02-09 第129回国会 参議院 産業・資源エネルギーに関する調査会 第1号
このためNEDOでは、地熱資源を発見し、賦存状況を把握する上での不確実性を低くし、その開発リスクを軽減するために地熱開発促進調査を進めるとともに、地下の複雑な割れ目から成る地熱貯留層を精度よく探し出すための技術開発、また、既に開発されている浅部地熱資源の下部に賦存が期待される深部地熱資源の探査、掘削、生産技術の開発に取り組んでおります。
このためNEDOでは、地熱資源を発見し、賦存状況を把握する上での不確実性を低くし、その開発リスクを軽減するために地熱開発促進調査を進めるとともに、地下の複雑な割れ目から成る地熱貯留層を精度よく探し出すための技術開発、また、既に開発されている浅部地熱資源の下部に賦存が期待される深部地熱資源の探査、掘削、生産技術の開発に取り組んでおります。
従来の浅部地熱開発につきましては、一カ所大体五万キロワット程度が限度でございましたが、いま申し上げました大規模深部地熱開発は二十五万キロワット級の開発をやろうというものでございまして、従来の浅部地熱よりもスケールも大きく深さも三千メートルから四千メートルぐらいのものになってくるわけでございます。
○吉田説明員 地熱につきましては、現在浅部地熱、比較的浅い千メートル内外のところから取り出す蒸気を利用した発電につきましては、すでに発電を実施しておりまして、全国で七カ所、二十二万キロが、すでに運転されているものと計画中のものを含めた数字でございます。