2004-02-04 第159回国会 参議院 予算委員会 第3号
これは、それが大部分ドル建てですから、このドルの変動リスクにもし何かあったら一遍にかぶってしまうというふうな危険性があるんですよね。
これは、それが大部分ドル建てですから、このドルの変動リスクにもし何かあったら一遍にかぶってしまうというふうな危険性があるんですよね。
ここに三つ書きましたけれども、貿易、投資、金融が大部分ドル建てで行われていると。さっき貿易は、アジアの貿易は三分の一ぐらいが、先進国相手はドル、アメリカだと申しましたけれども、実際にドルを使っている部分というのはそれよりもはるかに多いわけであります。まず、域内ではドルを使います。それで、一次産品輸出するときもドルを使います。
そのドルに日本が世界のいずれの国よりも深く七、コミットした国になってきたわけで、日本の通貨準備の九〇%以上がドルである、あるいは日本の貿易取引は大部分ドル建てであるというようなことでやってきたことは、ドルが非常に強くて安定しておった段階におきましては、万事が順調に進んだわけでございまして、そういう選択が誤りであったか賢明であったかという判断はいろいろあると思いますけれども、その限りにおきまして、戦後
しかし、たとえばスウェーデンのように割に金の比率の少ない国もございますが、いままでのところは、この外貨準備を大部分ドルで持っているということは非常に効果的に外貨準備を運営することであったわけでございますが、何せ外貨準備の絶対額自体におきましてもほかの先進国に比べまして非常に少ないわけでございます。
同時に今の外為会計の運用が十何億ドルも大部分ドルに運用しているのでしょう。それで非常な安い運用をしているのですよ。そのために外為会計に赤字が出てきている。それで私は本年度の外国為替資金特別会計の経理について伺いたいのです。本年度のこのわれわれに提出された最初の予算書では二千九百十二万四千円の利益になっているわけです。
外貨準備は、金以外はお話のようにドル預金と証券の形で保有いたしておりまして、そのいずれもが大部分ドルでございます。利阿りでございますが、その預金も大部分定期でございまして、大体アメリカでドルの定期が三%でございます。それから証券の方は、これはやはり政府の発行しております短期の債券、大蔵省証券でございまして、これが二分七厘ないし八厘程度でございます。
あろうかと思いますが、繊維資源にしましても相当部分ドルも拂つておるわけでありますし、繊維の回復度が過去の四分の一より遙かに超えたところに回復しておる際に、新聞紙だけがドルがないからそこまで回復するのは工合が悪いというような立場はとりにくい、ることは穏当を欠くんじやらかろうかということを私ども考えたのが一つのこの問題のポイントになるわけでございます。
そういう方針で行きますれば、綿布などは現在大部分ドル地域から原料を輸入し、大部分はポンド地域に輸出をしている、これが我が国の輸出貿易品の大宗であるわけであります。
その次にドル不足の問題でございますが、これにつきましては、まず第一に私どもはドルの輸出を大いに伸ばしたいということを考えておるのでありますが、御承知の通り綿花などというものは、大部分ドルで買つておきながら、製品はほとんどことごとくスターリングの方に流れてしまいまして、スターリングのオープン・アカウントに流れまして、ドルの輸出並びに特需を合せて年間の約一〇%にも足りないという状況であります。