1998-03-11 第142回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
そういう時代であったわけでありますが、今や親孝行したくないのに親はいる、こういう状況が今出てきているわけでありまして、ある意味で、人生が非常に長寿社会になって、そして子供の還暦には大体親も、子の還暦親も立ち会う長寿国というような長寿社会になった。しかし私は、高齢問題というのはそれほど深刻に考える必要はないのだという立場であります。
そういう時代であったわけでありますが、今や親孝行したくないのに親はいる、こういう状況が今出てきているわけでありまして、ある意味で、人生が非常に長寿社会になって、そして子供の還暦には大体親も、子の還暦親も立ち会う長寿国というような長寿社会になった。しかし私は、高齢問題というのはそれほど深刻に考える必要はないのだという立場であります。
今私は厚生委員会の理事で、介護保険の法案を通そうと思ってやっていますが、子供の還暦親も立ち会う長寿国になってしまった。子の還暦に親は大体多いところは二人二人いますから、そういう時代ですから、少なくとも一人一人いますよ。そうすると、六十歳になったりしますと、あなたはあなたの親を見なさい、私は私の親を見ると奥さんが言って、ぶつぶつ言って、それならば離婚しましょうといって行ってしまいますよ。
先ほど言いましたようにライフサイクル、例えば六十歳が定年でありますと、その後に、これはお母さん、お父さんがいればいいのですよ、子供の還暦、親も立ち会う長寿国と言われているのだから、子供が六十歳になって親がおるかもしれませんが、どちらかといいますともうお年寄りです。そういうふうな場合に、引き取る施設というのはすごく難しいのです。
あるいは、金子参考人の御世代の人たちが、高齢社会になって、子供の還暦、親も立ち会う長寿国と、子の還暦に親も四人くらいおるような時代が私はやってくるのだろうと思いますし、今見ていると、過労死というのがありますけれども、介護疲れで介護死なんというのもありますし、四人、だんなの方とそれから奥さんの方のお年寄り、どうしてもその看護をやっていますと介護疲れになってしまいまして、これで、では介護離婚しましょうというようなことで