2002-11-28 第155回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
一体この避難民救出、輸送と砂漠型迷彩服との関係はどうなのか。航空自衛隊が場合によっては戦闘に巻き込まれることがあり得るという想定が当時行われていたのかどうなのか。お伺いします。
一体この避難民救出、輸送と砂漠型迷彩服との関係はどうなのか。航空自衛隊が場合によっては戦闘に巻き込まれることがあり得るという想定が当時行われていたのかどうなのか。お伺いします。
あるいはまた、例えば朝鮮半島で何か起こったときに、韓国の領域に入らないで避難民救出というのができるのでしょうか。あるいはまた、自衛艦には護衛艦がつくのでしょうか。 この点についてはいかがですか。
かつて政府は、湾岸戦争の際、避難民救出・輸送のため自衛隊機の派遣を強行しようとし、特例政令を発したことがあります。しかし、関係国の政府は軍用機受け入れに難色を示し、不発に終わりました。かえって、民間の主導で、民間機のチャーターにより避難民の輸送が実現したのであります。政府の言う、自衛隊機でなければ機敏な対応が確保できないという主張には根拠がありません。
○荒田政府委員 たしかことしの一月か二月だったと思いますが、湾岸危機におきまして生じた難民につきまして、たしかJAL、日本航空だったと思いますが、エアラインに御協力をいただいて避難民を運んだというケースがございますが、ああいったケースはまさにこの緊急時における、在外邦人救出ではございませんけれども、避難民救出ということで、先ほど目的のところで申し上げましたけれども、平和協力業務の一環で、人道的な救援活動
まずカイロに到着をいたしまして、ちょうど運輸省の要請によりまして日本航空機そして全日空機の四機のベトナム避難民救出、そのまず第一機の日航機の救出作戦に立ち会ったわけでございます。その避難民の多くの方々に接したときに、日本に心から感謝をする、本当にありがたいという生の声を聞き、そして涙ぐんだ目を見て感動を覚え、そして本当にすばらしい役割を果たしているんだ、そのような感を深めたわけでございます。
しかしてそのやつた仕事の性質を見ますと、人命救助、避難民救出、給水作業——この給水作業というのは、特に私は御理解を得たいと思いますが、どろ水をかぶつたときは清水がないのであります。しかも人の生きる上に一番必要なものは清水であります。これをいかに供給するかということに苦心をいたしました。どろ水を清水にいたす、いち早くそうといものを準備いたしまして万遺憾のないようにやつております。
また事実上、かりに実際の戦闘行為が行われている地域にありましても、その地域の中にとじ込められた避難民を救い出すためには、あるいは停戦を行うとか、あるいは赤十字が中に入つて救出をやるとかいうふうな、砲火が実際交わつておるときでも、過去においてしばしば避難民救出というような事態は、双方の了解によつてできたものでありますから、この引揚げのような多数の人間がようやく帰れるという場合には、かりに海上封鎖といいますか