2019-10-30 第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
まずは、先ほど申し上げた、そうした全体の遺骨収集作業がどうなっていたのかということを調べる中で、またいろいろ課題が出てきたとすれば、当然それについてまた調べていく、そういうことで対応していきたいと思っています。
まずは、先ほど申し上げた、そうした全体の遺骨収集作業がどうなっていたのかということを調べる中で、またいろいろ課題が出てきたとすれば、当然それについてまた調べていく、そういうことで対応していきたいと思っています。
○国務大臣(塩崎恭久君) 今御指摘をいただきましたように、シベリア抑留者の件でございますが、ロシアのハバロフスク地方における遺骨収集作業を行っておりましたが、その際にDNA鑑定に必要な検体であります歯を、今御指摘のとおり、焼失をするという、あってはならない事態が起きてしまいました。 御遺族を始めとする関係者の皆様方に本当に申し訳ない限りであって、心からおわびを申し上げたいと思います。
○赤嶺委員 作業等要領を徹底しているので、遺骨収集作業に当たる事業者も遺骨の尊厳を守りながら丁寧にやるだろうというお話でしたけれども、これを読んでいっても、やはり、土を掘り返して、ベルトコンベヤーに土を載せて、その中から出てくる遺骨を拾う、こういうことについての留意というのはこれには何も書いていないんですね。今までのそういうものでいいんだという話ではないと思うんですよ。
その際、八月十五日の政府主催の戦没者追悼式にも出席させていただきましたし、硫黄島で遺骨収集作業に当たる特別派遣団の結団式でも激励の挨拶もさせていただきましたし、硫黄島にも私自身行かせていただきました。そうした過去の経験を踏まえましても、これまで厚労省の援護施策については、国民及び関係者から一定の評価を得ていると私も考えております。
そこで、次に、日米合同の遺骨収集作業について御質問させていただきます。 これは、代表質問で平沼党首の方から総理に質問させていただきましたが、いま一つかみ合っていなかったので、我々の方の考え方を申し上げたいと思います。
大臣、私が遺骨収集作業に参加をさせていただいたこのガマフヤーという団体は、どうやって作業を進めているかというと、実は、緊急雇用創出事業という厚労省の補助金事業を活用して、沖縄県内のホームレスの方や失業中の方を一時的に雇って遺骨収集に従事してもらう。
私自身も、今から約四年前に、ガマフヤーという遺骨収集をやっている団体の遺骨収集作業に参加をさせていただきまして、貴重な経験をさせていただきました。 こういう七十年近く前の戦争の御遺骨が日本の国内である沖縄でまだ三千五百以上残っているという状況について、大臣、どう思われているか、まず伺いたいと思います。
そして、最大の懸案は、滑走路の下の遺骨収集作業が行われていない。昭和二十年の戦闘中に日本の飛行場をアメリカが占領し、それを、戦闘が継続中でもありながら飛行場を拡張しました。以来、小笠原返還がなされても、一日も休まず自衛隊が運用しておりますので、滑走路の下の遺骨収集が行われていないわけであります。これをやるということが関係者の悲願であります。
沖縄では、遺骨収集ボランティア、ガマフヤーの皆さんが、重機を一切用いることなく、手作業のみで戦没兵士や民間人の遺骨収集作業を行っております。戦没者の遺骨を一日も早く御遺族のもとに返してあげるのは、戦争を引き起こした国の最大の責務であります。 私は、この間、戦没者遺骨のDNA鑑定のため、ガマフヤーの皆さんから預かった遺骨の一部を厚労省に届けてまいりました。
これはいつはっきりとわかってきたかといいますと、今から三年前、ちょうど民主党さんが政権をとられたころでございますが、沖縄県那覇市真嘉比という地域の丘陵地帯、約六千平方メートルで、公共工事が始まるので、その前にということで、沖縄で遺骨収集ボランティアをしているガマフヤーという団体が遺骨収集作業を行いまして、そこで二カ月で百七十二体の御遺骨が発掘をされました。百七十二柱と正式に言うそうですが。
それから、たまに、遺骨収集作業ということで、どこかで公共事業が始まる前に、文化財の発掘調査と似ているんですけれども、業者に発注してやるケースがあるんですよ。
そういうことからして、私は、長妻大臣の、この硫黄島もしかり、沖縄もしかり、遺骨収集作業をどのように国の責任で積極的に進めていくのか、その御決意を賜りたいと思います。
この間、今年度の予算案でもそうですが、約四百億円近くがこの援護関係に使用されている一方、遺骨収集作業は二億そこそこでございます。去年の派遣回数二十七回、そしてこの間、NGOの皆さんからもいろいろな情報が寄せられるようになって、少しずつは厚生労働省も前向きにやっていただいておると思いますが、やはり予算と人員によって行ける回数は制約がございます。
ウクライナの関係につきましては、ウクライナにとどまらず、遺骨の情報がございます場合にはきちんとその事実確認をロシア政府に対して情報を出す形でお願いし、また国内のその当時の状況を御存じの方々にも情報をいただいて、その確度についての精度を上げた上で、まずその実態調査を一度し、そこで可能性が高い場合には本格的な遺骨収集作業に入るという形で対応をすることになるだろうと思います。
しっかり情報を基に現実の遺骨収集作業が円滑にいくように、そうした体制をしかなければならないだろうと。そういった意味で情報収集に全力を挙げていきますので、どうぞ御協力のほどお願い申し上げます。
我が国の予算案を見ますと、遺骨収集作業その他、慰霊碑も含めてたかだか五億円、全部でです。アメリカが北朝鮮に渡した五億円は、遺骨収集のために丸ごと投げた五億円です。我が国は、収集して、慰霊碑を建てて、人が行って、全部で五億円です。私は、亡くなられた方々に本当に私どもの社会が報いていない証左と思いますが、この点について、私は、よいことはアメリカに学ぶべきだと思います。
冒頭、質問予告してございませんが、坂口厚生労働大臣にお伺いいたしますが、海外戦没者二百四十万人のうち、戦後五十八年たちましてまだ半数がこの国に帰っておられないという状態で、この予算案等々を拝見いたしますと、既に可決したものと思いますが、ことしは戦没者の遺骨収集作業というものも、収集箇所も九カ所、昨年が十六カ所がことしが九カ所となっておりますし、だんだんに規模が縮小されておる。
○国務大臣(橋本龍太郎君) 若い議員のときから遺骨収集作業等で、また医療協力等で随分あちこちの国を、しかも首都以外のところを旅いたしました。そして何カ所かで、協力隊の諸君が予測しないところで活躍しておられるのを見て、本当に感激したことを議員の御質問の中で今思い出しております。そして、その中には後に私の非常に得がたい友人になっておる者もおります。
○橋本内閣総理大臣 私自身、国会にお送りをいただきましてから、各地の遺骨収集作業に従事していた時期がございます。そして、かつての戦場となりました地域におきまして、よい話、うれしくない話、さまざまな話に現実に触れてもまいりました。また、今議員御引用になりました会田さんの「アーロン収容所」を初め、こうした関係の書籍には比較的多く目を通している一人ではないかと存じます。
また、非戦闘員の方では十万人以上の方が戦死をされましたし、今なお遺骨収集作業が行われているということで、私なんかは、沖縄県の気持ちを理解するというのは、とてもじゃないけれども同じ立場に立って理解できないぐらいに大変なことだったのだろうと思います。
そのころは、各戦域において遺骨収集作業に参りましても、既に遺族の手元にお返しのできるようなお名前のわかる遺骨はほとんど収集のできなくなっていた時期であります。同時に、鉄かぶとでありますとかさまざまな遺品を故国に持ち帰りましても、それをお返しのできる御遺族を確認することにも随分困難が出ておりました。