2000-03-28 第147回国会 参議院 国土・環境委員会 第7号
また、遺跡部分だけはしっかり保存するけれども、町は普通に活用しようと。建物の色や高さや何かは少し指定するけれども、原則としては町の中の遺跡と共存させようと。ローマなんかはそういったやり方だと思うんですが、いろんなやり方があって、そこのコンセプトが明日香村の場合にはまだ実は大分ぼやけているんじゃないか。
また、遺跡部分だけはしっかり保存するけれども、町は普通に活用しようと。建物の色や高さや何かは少し指定するけれども、原則としては町の中の遺跡と共存させようと。ローマなんかはそういったやり方だと思うんですが、いろんなやり方があって、そこのコンセプトが明日香村の場合にはまだ実は大分ぼやけているんじゃないか。
ただ、都市公園の敷地につきましては、その一部でございますが、閣議了解に基づいて保存する措置を講ずべきものとされておりますので、そのうちの遺跡部分についてのみ閣議了解の趣旨を説明する手がかりになるようなスケッチを便宜法務省で作成いたしまして、豊島区に示したことがございます。
○参考人(吉田喜市君) いまお話のありましたように、この阿久遺跡を現在調査しております範囲内のものを全面的に保存をするということになりますと、一番目にはやはりお話のありました平面的に遺跡部分を迂回するという方法、これと、それからもう一つは、いまのお話のありました道路の計画高さを変更する、要するに縦断線形を変えると、この二つの方法があるわけでございます。
四月の二十日ごろ、県の教育委員会から情報を入手いたしまして現地調査をいたしまして、遺跡部分の工事の中止をいたしておりました。現在は、その発掘調査が開始をいたしておるところでございます。 問題点は、この古墳につきましては、実はたいへん残念なことでございますが、十分な調査がされないままに破壊されてしまったということが一つございます。
○参考人(佐藤実政君) 登呂遺跡部分の工事は、ただいまの予定では、実は九月の上旬に公示入札にかけまして、そして担当する会社をきめて、あそこは世銀関係がございますので、たぶん国際入札手続きになるだろう思いますので、若干手数がかかりますが、工事は十月終わりあるいは十一月になるかもしれませんが、そういう手続が要りますので、ただいまのところでは九月上旬は公示入札にかける予定にいたしております。