それの運用といたしましては、私どもといたしまして正式に事前協議をいたしますが、その協議の段階で、いわゆる表面から遺跡分布調査するのではなくて、試掘をしてみるという必要がございますので、特に大蔵省にそのための予算も要求をいたしまして、特に遺跡の多い地方におきましては、慎重を期するため、路線決定の以前の段階の協議の段階におきまして、必要な試掘調査もした上で路線決定に持ち込むというような措置もその後実施をいたしておるところでございます
吉久勝美
○政府委員(吉久勝美君) この九州横断自動車道の路線の決定以前におきまして、すでに佐賀県教育委員会等におきましては、いろいろ遺跡分布調査をいたしておるところでございまして、遺跡といたしましては、前にあることがわかっておったわけでございまして、路線の決定に当たりましては、史跡あるいは重要な遺跡の存在する個所は極力避けて路線の決定をしていただいたわけでございますが、先ほど長官からもお話しのように、丸山遺跡
吉久勝美
その後未確認の遺跡が相当あることが明らかになりましたので、昭和四十六年度から三年間にわたる年次計画によりまして、再度全国の遺跡分布調査を実施しております。
これらの遺跡のうち、全国的見地から重要なものにつきましては、文化財保護法による史跡に指定し、保護することとしておりまして、昭和四十七年四月現在、九百一件、約一万二千七百ヘクタールが指定されております。
奥野誠亮
○説明員(高橋恒三君) ちょっと質問の内容が取りかねておりますが、かねがね五十七条のところの周知の遺跡というのは、どうもよくわからないといいますよりは、不明確であるということで、御承知のように、私どものほうでも遺跡分布調査というのをやっておりまして、現在のところ十四万個所の遺跡分布の地図を関係方面に配付し、周知方を徹底させるとともに、そういうことで周知の遺跡というものがはっきりするように努力はいたしておりますが
高橋恒三