1994-03-25 第129回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
戦没者の御遺族、戦傷病者の方々の状況を見ますと、高齢化が猛烈に進んでいるという状況でございますので、これからも、国のために戦った、国を守った、その視点に立ってしっかりと問題に取り組んでいただきたいと思うんですが、よく、私どもも地元に帰ったりしますと、どうも援護年金の受給権がありながら、いまだに未請求の人もいるんではないかというような話を聞くこともあるんですけれども、それを避けるためにはどんな対策をとられているのか
戦没者の御遺族、戦傷病者の方々の状況を見ますと、高齢化が猛烈に進んでいるという状況でございますので、これからも、国のために戦った、国を守った、その視点に立ってしっかりと問題に取り組んでいただきたいと思うんですが、よく、私どもも地元に帰ったりしますと、どうも援護年金の受給権がありながら、いまだに未請求の人もいるんではないかというような話を聞くこともあるんですけれども、それを避けるためにはどんな対策をとられているのか
恩給は、長年公務に従事しました者、戦没者遺族、戦傷病者等に対する国の補償として支給されるものであり、保険数理の原則によって運営される公的年金制度とはその基本的性格を異にするものでありますことから、公的年金制度の一元化にに委員もおっしゃいますとおり、私どもも、組み入れることは難しいのではなかろうか、かように考えております。
○石川政府委員 恩給は、先ほど大臣からも御答弁申し上げましたが、長年公務に従事した者あるいは戦没者遺族、戦傷病者等に対します国の補償として支給するものでございますが、一方、共済年金制度などは、一定の拠出を行い、保険数理の原則によって運営される社会保険の一つというふうに理解されるわけでございまして、恩給制度とはその基本的な性格や制度の仕組みが異なるということは先生も十分御承知の点でございます。
○石川政府委員 恩給は、ただいま大臣からも御答弁申し上げましたように、国が公務員との特殊な関係に基づきまして、長年公務に従事した者あるいは戦没者遺族、戦傷病者等に対しまして国の補償として給付するものであるわけでございます。 こういうことで、相互扶助の精神に基づき、一定の拠出を行い、保険数理の原則によって運営される社会保険制度というものとは、そういう点において違うということであろうかと思います。
○高鳥国務大臣 ただいま御指摘のように、長年公務に従事した者、戦没者遺族、戦傷病者等に対する国の補償として支給するものでございますので、それにふさわしい処遇がなされるべきであるという基本的考え方に立ちまして、今後とも最善を尽くして対処をしてまいりたいと考えております。
この法律案は、最近の経済情勢にかんがみ、恩給年額を増額するとともに、戦没者の遺族、戦傷病者等に対する処遇の一層の改善を図ろうとするものであります。 次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。 この法律案による措置の第一点は、仮定俸給年額の増額であります。
一方、ただいまも先生から御指摘がございましたように、昭和五十六年十二月に政府の責任者と与党の代表の方とのお話し合い、「政府・党合意」、こう申しておりますが、この文書でまいりますと、 政府としては、これまで、戦没者遺族、戦傷病者等について一連の援護等の措置を講じてきたところであり、昭和四十二年の政府・与党間の了解に基づき、戦後処理に関する一切の措置は終結しているので、新たな給付金等の特別な措置を講
この法律案は、最近の経済情勢にかんがみ、恩給年額を増額するとともに、戦没者の遺族、戦傷病者等に対する処遇の一層の改善を図ろうとするものであります。 次に、この法律案の概要について御説明申し上げます。 この法律案による措置の第一点は、仮定俸給年額の増額であります。
それから二番目は、戦没者の遺族、戦傷病者等に対する処遇の充実を図っていきたい。三番目が、普通恩給及び普通扶助料の最低保障額を増額をして低額恩給の改善を図っていきたい。特に普通扶助料の最低保障額につきましては、他の公的年金の給付水準、厚生年金の最低保障額との均衡等を考慮しまして改善をしていきたい。こういうことを柱として、今回の恩給法の改革の法律案の御審議をお願いをしてある、こういうことでございます。
「戦没者遺族、戦傷病者及び老齢旧軍人等に対する処遇改善に対しても従来の経緯を十分尊重」されたいということは、そのときは政調会長は田中六助君でございますから、そういう主張があっておりました。結局、五十八年度予算で、要するに総理府総務長官なり政調会長の御主張のとおりに私自身が応じなかったということから、党内においての確認事項としてなされたものではなかろうかというふうに考えられます。
(一) 戦没者遺族、戦傷病者及び老齢旧軍人等に対する処遇改善に対しても従来の経緯を十分尊 重配慮する。こうなっているわけですね。 前段の「恩給の改定は昭和五十九年一月から実施する。」、こういう四者のサイン入りのメモがあるわけですが、これは大蔵大臣御存じだと思うんですが、いかがですか。
近年、恩給法は毎年改正され、国家公務員給与の改定に基づき、恩給年額を増額するとともに、戦没者の遺族、戦傷病者及び老齢者等に対する処遇改善の措置を講じ、恩給受給者に対する処遇の充実が図られてまいりました。わが党は、経済的基盤の弱いこれらの年金受給者に対しては、何はさておき、この年金の一層の充実を図るべきであると考えております。
〔委員長退席、佐藤(信)委員長代理着席〕 政府といたしましては、これまで戦没者遺族、戦傷病者等について一連の援護措置を講じてきたところでありまして、昭和四十二年の政府、与党間の了解もございまして、戦後処理に関する一切の処置は終結しておりますので、新たに特別な措置を講ずることは適当でないと考えております。
○造酒説明員 ただいまお話がございました戦後処理問題懇談会でございますが、いわゆる戦後処理的な問題に関しまして、政府といたしましては、これまで戦没者遺族、戦傷病者などにつきまして一連の援護等の措置を講じてきたところでございます。
○石川(周)政府委員 政府といたしましては、これまで戦没者遺族、戦傷病者等につきまして一連の援護等の措置を講じてきたところでございまして、御指摘の昭和四十二年の政府・与党間の了解に基づきまして戦後処理に関する一切の措置は終結しているので、新たな給付金等の特別な措置を講ずることは適当でないと考えております。
次に、戦後未処理問題についてのお尋ねでありますが、さきの大戦により犠牲を余儀なくされた方々に関しては、これまで戦没者遺族、戦傷病者等について一連の援護等の措置を講じてきたところであります。政府としては、これら一連の措置をもって戦後処理に関する措置は終了したものと考えており、改めて戦後処理問題の見直しを行うことは考えておりません。
○柄谷道一君 厚生省にお伺いいたしますが、戦没者遺族、戦傷病者の援護法、私の調べたところによりますと、これの対象になっている隊員は、弔慰金二千九百二十件、遺族給与金二千三百三十件、障害年金四十四件、合わせて五千二百九十四件がその対象になっていると、こう理解いたしておりますが、そのとおりですか。
○海老原説明員 ただいま先生御質問の、福祉年金の併給制限を受けるグループと受けないグループとに分けますと、先ほど申しましたように、軍人の中で戦没者の遺族、戦傷病者、この方々は受けないほうのグループでございます。受けるほうのグループは普通の軍人恩給をもらっている方でございます。これは文官と全く同じように併給制限を受けるわけでございます。
○大橋(敏)委員 とにかく同じ遺族戦傷病者であるわけですので、そういう格差というものはなくしていくべきであると私は思うのですが、そういう点はどうお考えになりますか。
○山本(政)委員 私が心配することは、戦没者の妻、戦没者の遺族、戦傷病者の妻、それから戦没者の父母、残されておるのはもう戦傷病者の父母だけなんです。金額は別として、法案として出されていないのはこれだけなんです。これこそ私は、ひとつ社会保障の抜本的な対策の上に立って、いろいろな恩給、年金も考えていただきたい。
高橋君は、本院に議席を得るや、当時の状況のもとでは問題として取り上げることさえ幾多の制約を伴った戦争犠牲者の援護に率先して取り組み、第十回国会の昭和二十六年三月三十一日には、本議場において、遺族戦傷病者及び留守家族対策に関する決議案の趣旨弁明に立ち、切々と実情を訴えて、その対策樹立の急務なることを説かれたのであります。
その点については、援護法では戦争に関係する遺族、戦傷病者についてはいろいろと改善の措置がとられているわけですから、したがって、それらの李承晩ラインで抑留され、あるいはまた拿捕された漁船については、ひとつ早急に解決してほしいということを私は強く大臣にもあらためて要望いたしたいと思います。
この恩給法等の一部を改正する法律案は、遺族、戦傷病者に対しまするところの処遇改善を中心といたしまして、その恩給費を増額をし、かねて懸案でありまするところの不均衡の是正問題につきまして、総合的な解決をはからんといたすものでございます。