1997-07-10 第140回国会 衆議院 文教委員会 第21号
教育基本法の中に、宗教教育の重要性であるとか、あるいは政治教育の重要性であるとかということは触れでありますが、そうした徳育教育といいますか遺徳教育、そういうものについでは指摘がない。人間の品性の陶冶を高める、こういうことがございますが、私は、もっとその辺を明確にこれからの教育の基本の中に据えていく必要があるのではないかと思うのです。
教育基本法の中に、宗教教育の重要性であるとか、あるいは政治教育の重要性であるとかということは触れでありますが、そうした徳育教育といいますか遺徳教育、そういうものについでは指摘がない。人間の品性の陶冶を高める、こういうことがございますが、私は、もっとその辺を明確にこれからの教育の基本の中に据えていく必要があるのではないかと思うのです。
それから、遺徳教育に対することは何回かここでお話しを申し上げました。教科書もないので道徳教育が小中学校でできますかと言ったら、それは大変難しいことだと言われる人もありますけれども、私は道徳教育は、前にも申し上げたかもしれませんけれども、「朕惟フニ」ではないのだ、徳育なんだ、こういうことで道徳教育の問題をもう少し突っ込んでいただきたかった。
それから、校長等の指導者の研修、中央においての研修を年間五百人程度、一週間程度の期間を使って研修をする、こういう事業、それから遺徳教育用の郷土資料の研究開発、これは各府県にお願いしまして、その地域の実態に応じました偉人伝であるとかそれから逸話などを取り上げる、こういうことを含めまして道徳教育充実に必要な経費といたしまして一億一千八百万計上したわけでございます。
それから日の丸、君が代抵抗、これに関係ありと思われるものは、やはり第十回定期大会議案として、天皇制復活に連なる愛国心、遺徳教育の批判。それから次には、軍事予算を削除し、平和的緊急産業へという共産党の目標に対して、第三十回中央委員会教育防衛闘争の目的として、MSA予算の粉砕、軍事予算の粉砕。