1983-03-26 第98回国会 参議院 予算委員会 第11号
まあ通常、先ほど申し上げました製糸工場から出てまいります選除繭と申しますか、原料の選別に当たって除外されました繭の相場で申しますと、大体千円ぐらいということでございますが、これとても品質によりまして多少の振れはあるわけでございます。
まあ通常、先ほど申し上げました製糸工場から出てまいります選除繭と申しますか、原料の選別に当たって除外されました繭の相場で申しますと、大体千円ぐらいということでございますが、これとても品質によりまして多少の振れはあるわけでございます。
それは「繭検定所を充実し、生糸量歩合の成否を容易に判断せしむるため、繭層量、屑物重等を記載するとともに選除繭の内容を明らかにし、その価値判断ができるものとすること。第二点は採点格付方法は全面改正し、容易に繭価格算定資料に用い得るよう等級差を定めるここ。」これは昭和二十八年に全国の養蚕農民の要望に従って、日本の協同組合の、しかも権威ある全国大会において採択をし、これを当局に迫っておるのであります。
七、繭の販売取引、特に選除繭の問題について検討を加え、全量正量取引の新方式を研究し、その結論を見出すように努力すべきこと。 八、玉糸についても価格安定をはかるべきこと。 等でございます。 次いで本日午前中の小委員会におきましてこれらの問題点につき、引続き慎重なる審議をいたしました。
もちろん私も、甲乙丙の階梯をきめる一つのテクニックとしては賛成できるが、今の検定所の選除繭のとり方あるいは処分、水引きのやり方等正しいものとは言えない。それらのものは一応の参考であつて、最後には、時の需給関係で製糸家が犠牲になつたり養蚕家が犠牲になつたり、どつちにでもなるような形に置かれており、しかも取引だけは一つの制度化されておる。
それだけでこれをやつているのでありますが、そうでなしに、一つの村とすれば、半分が掛目協定で売買契約を結ぶ、しかしながら半分は価格については一箇年の浜の糸の平均で行くとか、あるいは何月から何月までで行くとかいうふうなことで、いわゆる掛目協定の中に問題になつております糸量の問題や解舒の問題、選除繭の問題、水引きの問題等、複雑な問題がある。
の申し上げておるのは、今の繭の検定所という特定なところで、特定な厳密なものをやつたものを一つの参考にすると同時に、実際に今製糸が、新しいシステムによる自動繰糸機や何かは別としまして、一般の多乗機でやつておる工場でこれを引いてみると、どのくらいの損耗が出ているかということと両方考える、こういう意味において私はひまをかけるのだ、こう考えたのですが、実際検定所で、たとえばほかの話にもなりますが、選定所で選除繭
それから先ほど申されましたような選除繭の問題、こういつた点について早急に改正すべき点は改正して行きたい、こういう考え方でおります。
○酒折説明員 選除繭の問題も、われわれ決して今のやり方が万全だとは思っておりません。と申しますのは、現在の選除繭の標準ができましてから相当年月がたっておりまして、その間におきまして、たとえば製糸技術が進歩し、あるいは繭も技術が向上しておるという実態の変化がある。その点が現在の選除繭の標準は考慮に入れられておらないわけです。