2000-11-20 第150回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第10号
これに対しては、政治家の方々からさまざまな意見がございましょうが、やはりこれによって、実際、選挙運動といったようなものが非常に以前と比べて変わった、いわば日本の選挙風景を変えたとさえ言われているわけであります。その意味では、それなりにその成果が私はあったんではないかというふうに考えておりますが、そのように適用が非常にしやすいと。
これに対しては、政治家の方々からさまざまな意見がございましょうが、やはりこれによって、実際、選挙運動といったようなものが非常に以前と比べて変わった、いわば日本の選挙風景を変えたとさえ言われているわけであります。その意味では、それなりにその成果が私はあったんではないかというふうに考えておりますが、そのように適用が非常にしやすいと。
ところが、この間の総選挙の模様、実は大内民社党の委員長にもう少しいらしたらどうですかと申し上げたんですが、東京の二区の選挙風景を詳しく私に教えてくださった方がございまして、実は創価学会でおつくりになったその選挙中の日程表も手に入っておるわけでございます。簡単に申し上げますと、これは全国的な話でございますが、全国に約八百の創価文化会館があります。
選挙風景に対する見方も変わってきているんではないか。御承知のように、最近の若い日本人は、音楽とか美的な感覚が非常に鋭くなってきました。そんなときに、選挙になれば、もうお互いに町じゅう我々のポスター、でかでかとカラフルなポスターを張りめぐらす。これは、地方選挙もそうでございます。 このことが、やはり国民から、かなり今の国民感覚からいえば、美意識に触れている。
なぜそれが明確になったかというと、忘れもしない、六十一年のダブル選挙が始まろうかという際に、選挙に我々の目も向いておって、この日本列島全部が選挙風景の際に、時の外務大臣の安倍晋太郎名で、「ザ・セッド・パワー」の解釈誤訳があった。
候補者は、たすきをかけて、そうしてあの悪い道を走って、上下に振動させられながら選挙区をくまなく回らざるを得ません、あの選挙風景は、諸君よく御承知であります。あれは一体、人間の乗る車じゃない、貨物四輪車、貨物が乗るもの、それだから、貨物ならば無感覚だから何ともないが、人間の方は感覚がある。たまりません。
しかしながら一たび夜の演説会に行つてみますと、さすがに選挙風景と申しますか、選挙気分が横溢しておりまして、どこの演説会へ参りましても千人以上の聽衆であつて、大きなところは二万人ぐらいの聽衆が入つておる。しかもその六割、七割は婦人であつたということでございます。選挙の結果はすでに皆さん方新聞で御承知の通りでございます。
もしこの自由という事柄を極度に悪用いたしまして、特にある人のために選挙の妨害をする、あるいは無根の事実を流布するということは、禁じられておりまするけれども、正しき方法においての正しき意味の自由は、まつたく獲得をせられるという点のごときも、まつたく過去においてわが国の選挙風景には見ることのできなかつた一大進歩でございます。