2019-11-20 第200回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
ただ、もちろん、それをどう使うか、選抜資料にどのように使うのかというのは、各大学が最終的に判断していただくことでございます。
ただ、もちろん、それをどう使うか、選抜資料にどのように使うのかというのは、各大学が最終的に判断していただくことでございます。
○伯井政府参考人 いずれにせよ、各大学がどのような選抜資料を用いて選考するかというのは、各大学の入学者受入れの方針に基づき決定することになるということでございます。
一つは、学力テストをしなくても、選抜資料に小学校の内申書が入っていることです。小学校での成績が問題にされる以上、学力による競争はなくなりません。 もう一つは、高校への推薦入試などの例でも明らかですが、小学校での生活の様子や面接、作文などで選抜されることの残酷さです。無限の可能性を持つ子供の人格や行動の仕方まで評価の対象にして選抜に使うことは絶対にやめてほしいと思います。
高校入試の選抜資料になっているということでありますが、教師による評価というのは通信簿があるわけです。 通信簿と違う内申書、これも秘密にされている。これについて、内申書に不利な記載をされるのを恐れて、親や子供が学校あるいは教師に批判的な見解を控えるという傾向が非常に強い。
入学者選抜につきましては、調査書あるいは学力試験ということだけにとらわれない、生徒が進学動機等をみずから記述した書類といったようなものを選抜資料として活用するとか、面接ですとか学校外の団体等からの報告といったものを活用して選抜の資料にするというような選抜のあり方の工夫、それから編入学の場合ですと、編入学の時期等につきましても一年に一遍ということではなくて学期あるいはその他随時に生徒が高等学校に入ってこられるような
つまり、普通の都道府県ですと、いわゆる調査書と言われる内申書と高校の入試、この二つを選抜資料としてその合否を決めているのですが、神奈川県では中学二年時にアチーブメントテスト、通称アニアストと呼んでおりますが、このアニアストをやる。そして、内申書五〇%、アニアスト二〇%、高校の入試三〇%、この三つの資料によって高校の合否を決めていく。
今回、神奈川県はアニアストを選抜資料から外すという決断をするようなんですけれども、業者テストではない公がやっているア・テスト、これを偏差値主義になるからといって選抜資料から外すというこの決断について、文部省サイドではいかがお考えでしょうか。
このアニアストをもし選抜資料から外していきますと、神奈川県にはこれまでアニアストがあるために、民間の業者テストが余り入り込んでなかったわけですね。ところが塾の方では、アニアストがなくなっていくのならば、今度自分たちが、塾が合同して業者テストを広い範囲でやっていこう。
内申書は御指摘のように、これは選抜資料でございますので、どうしても選抜ということになると、全体の学校、学級内でどういう位置にあるかということがわからないと選抜の役割を果たせないということで、従来からこれは相対評価が中心になっております。したがいまして、その性格は今後ともやはり維持せざるを得ない。そうでないと選抜の資料としてなかなか役に立たないということになるのだろうと思います。
要するに、内申書は入試選抜資料として重要であるけれども、その利用に当たってどのようなウエートを置くかということは、先ほど御指摘のありましたいろいろな、中学校生活を暗くするとか子供たちが伸び伸びできないとかそういうこともあるから、そういう影響も十分考えながら、各高等学校ないしは各学科、うちの高等学校では内申書を重視する、うちの学科では内申書は余り重視しないというような個別の決め方もあるし、もちろん全県一律
アメリカにおいては面接等をする場合に、しばしば卒業生有志なども委嘱して面接者として、その人の面接結果なども選抜資料にするようであります。
入学者選抜の方法といたしましては、従来から行なわれております学力検査、それから高等学校から出します調査書、俗に内申書と申しております、それらを主にいたしまして、さらに面接でありますとか、あるいは高等学校の推薦でありますとか、そういう選抜資料を徴し、多角的に能力を調べるのがまあよろしいのではないかというのが大体多数の意見であります。
入学選抜資料としてどこまで使うかという見方だと思います。これにつきましては、いままでいろいろな経過がございますが、四十二年度の例で申しますと、国立大学で入学選抜の資料にした大学はことしは一校でございます。
それから国際基督教大学におきましても、本年度特に受験の結果を受験者に要求しまして入学選抜資料に使われております。その他明年からこれを何らかの形で検討しようとして御連絡のある大学がいまのところ五、六校ございますが、まだ最終決定はいたしておりません。