1947-12-06 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第42号
ただ北海道竝びに東北方面の鐵道職員の諸君が、この冬季に向いまして、遲配缺配が相當ひどく續き、かつ生活條件も悪くなり、作業のいろいろな不自由を忍んで、とにかくにも日本再建のために奮鬪せられておるこにい對しましては、私ども常に敬意を拂い、感謝をいたしておる次第であります。
ただ北海道竝びに東北方面の鐵道職員の諸君が、この冬季に向いまして、遲配缺配が相當ひどく續き、かつ生活條件も悪くなり、作業のいろいろな不自由を忍んで、とにかくにも日本再建のために奮鬪せられておるこにい對しましては、私ども常に敬意を拂い、感謝をいたしておる次第であります。
遲配缺配の場合は。それだから、あなたにお聽きする。
○大瀧委員 それではもしも今後遲配缺配した場合には、何らかの手をうつだろう、こういうことであるならば、その手は考えておられるかどうか承りたい。ここ數年間にわたつて遲配缺配があつて、そうしてますます強化する。
そのときには、國家の配給の責任者が遲配、缺配を行わないと言いつつ、それができたという現實の場合、こういうときには自由に買つても處罰しないのだ、自由取引にしなければいかぬのだという法律を、今一方にはわれわれが出しておりますが、それに對して局長の意見はどうですか、ちよつと承りたい。
これは農林當局にも建言し、その實現を要請するのでありますが、そこで實は現在お互いに食べております食糧は、家畜の食べておるものまでも蠶食して、なおかつ二合五勺も遲配缺配の状態になつておるのでありますが、これはまことに非科學的な知惠のない食糧計畫で、要するに、ここで農林當局が少し頭を使えば、そこに量においてでなく、質において改善することができる。たとえてみますと、人間が牛のものまでも食べる必要はない。
東京市内でもそうでしよう、年中遲配缺配だらけではありませんか。それで統制を布いておるということは、私は言えないと思う。はなはだ言い過ぎかもしれませんけれども。私はもう一つ聽きたいのは、兵庫縣で調べたところによりますと、大體農村の方では蔬菜には不自由しておりませんが、蔬菜が不自由で困つておるのは都市です。ところが兵庫縣では爆撃された都市の跡を蔬菜の耕地にして千百町歩ほど蔬菜栽培をやつておるのです。
このみそ、醤油が遲配缺配の現状でありますが、これはどういうように各家庭に配給せられるようになるか、これに對するところの計畫をお聽きしたい。もちろん現在のだいずの生産量では、とうてい困難でありましようが、その場合には輸入に仰いで、國民のこうした方面に對する滿足をさせるという、安心し得られるような御意見等も拜聽したいと思います。
ところがあにはからんや、在來の配給量のそれさへ遲配、缺配の情勢である、こうした方面につきまして、國民大衆からすでに相當疑問符を投ぜられております。ただわずかに連合軍の放出物資によつて、食糧の問題は小康を保つているにすぎない現状であります。
遲配缺配を防ぐことができるものであるかどうか。現在の遲配、缺配は、營團そのものの活動よりは、むしろ集荷供出の部面に責任があるのではないかと思うのであります。あるいはまた鐡道運輸の方面に、責任があるのではないかと思うのであります。營團といたしましては、東京だけでも八千五百人の人間が働いております。全國で八萬五千人の人間が働いておるわけであります。
燃料不足の際には、都會地の家庭の主婦にとりまして、命の綱とも思つておりました電熱器の使用は、十一月七日の閣議決定によりますと、朝の六時前と夜の八時過ぎでなければ、使用が許されないという現状にさらされ、しかも食生活におきまして主食の遲配、缺配は、昨今はやや緩和されておりますが、何分にも粉だの芋だのというものを配給されておる現状では、これを主食として食膳に上せば、家族に滿足をいたさせるために、主婦は容易
○栗栖國務大臣 官公吏その他すべて國民が遲配缺配等に惱んでおるのであります。また官公吏においては千八圓ベースということで、非常に忍苦な、つらい生活をしておるということについては、私も十分理解と同情とをもつておるのであります。
○板野勝次君 只今の御説明で大體分りましたが、どうも政府の政治責任を、本當に配給の問題に對する責任を感じておられないように見えるのでして、これは八月二十二日の豫算委員會で中西功君の質問に對して、片山首相が、遲配、缺配の問題に答辯しておりまするのは、こういうことを言つておるわけです。
農林大臣といたしましては、千八百圓ベースを擁護することの必要であることはもとより認めるが、その標準賃金の犠牲に農民の生産費を割るという議論には賛成できない、これはあくまで米價を合理的に決定することによつて供出を促進し、その供出を促進することによつて遲配缺配をなくし、この面から國民經濟の安定をはかることこそ、現下の時局に即應した價格政策である。
かように考えるのでございますが、おとなの主食が遲配缺配になりますと、これは國家としても非常に努力されるのでございなす。ところが赤ちやんの主食であるところのミルクに對しましては非常に冷淡である。かようにまで私は考えておるのでございます。このミルクに對しまして、どういうお考えをもつて今進まれておるか、その點をひとつ伺いたいと思います。
特に食糧不足の現状は、稼働率わずかに五〇%という状態でありまして、實情によりますならば、加配米がわずかに一合、それも遲配缺配が續いていたという次第でありまして、石炭勞務者と同等以上の重勞働に從事する彼らの嫁働率及び能率の半減もまたやむを得ない次第であります。
ところがこの石炭勞務者より以上の重勞働に從事しておる水力發電、その修復工事用の勞務者に對する加配米はわずかに一合、しかもそれが今日もろこしの粉なんかできておる上に遲配缺配である。ただいま大體できるようなお言葉がありましたけれども、こういう状態では十一萬キロとか三萬キロとかいうな修復工事は、渇水期には絶對に間に合わないものと心配しておるのであります。
しかもこの遲配缺配の状況に應じまして、生産能率がだんだん下つてきているということも、統計的に明らかでございますので、この問題を何とかいたしませんと、政府といたしましては、増産運動をやつたらどうかといつても、政府の主催でやるということは、ちよつと不適當であると思うのであります。
それから次に、この千八百圓案が大體きめられた時には、大體遲配、缺配というものはなくなる、こういう豫想のもとにやられた。ところが實際はそうではなくて、遲配、缺配がずつと續いている。この點における勞働者側の餘分な負擔というものは、一體政府の方ではどういうふうにこれを補償するつもりか、これをお聽きいたしたい。
結局過去の遲配、缺配によつて勞働者は大きな犠牲を拂つておりますが、これはそのまま猫ばばする、これより解釋できないと思います。おそらく皆さんも今の話から導き出された結論は同じじやないかと思います。
○野坂委員 まだはつきりしないのは、遲配、缺配をなくするのはこれからのことで、發表された統計を見ましても、これから先の遲配、缺配をようやくなくするという程度です。私の言うのは、過去における四十日の遲配をどうしてくれるかという問題です。
いわゆるみそや醤油を多くつくつてしまえば、食糧の方が減つてくるということに相なつてくるわけですが、これらは國が計畫的に、遲配缺配の行われているときに、結局みそで腹がふくれた、醤油で腹がふくれた、カロリーがとれた、と言つて喜んでいるものは國民一人もない。
第一の御質問のみそ、醤油に主要食糧を振當てるということは、結局遲配缺配等を起しておる現状において困るじやないか。できるだけみそ、醤油というようなものは代用品をもつて、あるいは未利用資源その他のものを活用することによつて、主食の方を確保する必要がありはせぬか。こういう御意見でございます。
○内村清次君 鑛工業の委員長の方からの報告によりますと、先ず從業員の方で六〇%の怠業状態があるのだ、こういうように御報告になつているようでありますが、この問題は非常に重大なことでありまして、先程の政府の説明では從事員の怠業状態はないということでありますが、我々といたしましてこの状態を實は實地に行つて十分に見たいというような氣持もするのでありまするが、北海道は御承知のごとく遲配缺配がひどく、六十日間も
しかるに石炭勞働と何ら變らないのみか、むしろそれ以上の重勞働をしております修復工事の從業者は、わずかに二合五勺に加配米が一合、三合五勺でありますが、遲配缺配等によりましてそれさえも思うようにいかない。そのために非常に稼働率が減少している。能率が低下している。稼働率のごときははなはだしいところは三〇%あるいは五〇%というような状態であります。
只今の御意見によりましても生産部門を放つておいて、幾ら統制してもやはり遲配、缺配になつて效果が擧らないと思います。ですから一々公團を作るならば、配給公團でなくて生産公團でも作つて頂いて、この方面を重點にしてこそ始めてインフレを防ぐことができる。
それからもう一つは、現在國民が皆知つておりますように、遲配缺配が相當ありますにも拘わらず、飢餓せずに來ておりまりが、司令部に對して政府は、日本の國民が現在の基準量ではどうしても最小限度の生活ができないということに對して、どれくらいの努力せなされて、どれくらいの程度の御了解を得られておるか、この三點につきまして御質問申し上げたいと思います。
要は政府が物價面において一つの心棒をもち、また配給面におきましては、主要食糧の遲配缺配というものを完全になくする。どこか經濟の一角に一つの基礎をつくつて、この基礎の上から順次あらゆる物價に及ぼさなければならないと思います。