1977-03-16 第80回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
ただいまの説明の中で、全損の船舶、四百五隻の船舶の乗組員に関連するものとしまして、「海上保安の現況」という資料の三十六ページを見ますと、五十年の全損になった船舶四百五隻に乗り組んでいた者の遭難人員は二千五百九十一人ということが出ております。そのうち海上保安庁によって救助された者二百八十六人、自力で助かった者七百七十人、海上保安庁以外の者によって救助された者が千二百八十四人、こう出ております。
ただいまの説明の中で、全損の船舶、四百五隻の船舶の乗組員に関連するものとしまして、「海上保安の現況」という資料の三十六ページを見ますと、五十年の全損になった船舶四百五隻に乗り組んでいた者の遭難人員は二千五百九十一人ということが出ております。そのうち海上保安庁によって救助された者二百八十六人、自力で助かった者七百七十人、海上保安庁以外の者によって救助された者が千二百八十四人、こう出ております。
遭難人員につきましては大体同じでございますが、マリアナの場合には、そのうち二百九名が死亡、行くえ不明、こういう大きな事故でございます。
また、付近民間船舶の協力も得まして、四十五隻、二百三十六名の遭難船あるいは遭難人員につきまして、そのうち三十二隻、百二名につきましては、救助等の措置によりまして事なきを得ておるわけでございます。
五月十一日早朝、突如として紫雲丸遭難の悲報が入り、昨年来洞爺丸、相模湖、そして今回の紫雲丸と、相次ぐあまりにも大きな悲しみと不祥事件であり、特に相模湖事件と同様、楽しかるべき修学旅行の小中学生のあどけない学童が、遭難人員のうち、死亡者百四十七名中九十名、行方不明約四十名中十八名と、最も多くの犠牲者を生じていることは、非常に重大な社会的問題を含んでいる。