1977-05-18 第80回国会 参議院 本会議 第13号
このような暫定使用法は、米軍による土地強奪の蛮行を免罪するとともに、戦時中の国家総動員法でさえなし得なかった、権力による問答無用の土地強奪を合法化する希代の悪法であり、憲法第二十九条国民の財産権保障規定、憲法第三十一条適法手続条項、憲法第十四条法の前の平等の原則に違反し、立法手続においても、憲法第九十五条地方自治特別法の住民投票の規定などに違反する悪法であり、当時の西村防衛庁長官でさえ、延長しようなどとは
このような暫定使用法は、米軍による土地強奪の蛮行を免罪するとともに、戦時中の国家総動員法でさえなし得なかった、権力による問答無用の土地強奪を合法化する希代の悪法であり、憲法第二十九条国民の財産権保障規定、憲法第三十一条適法手続条項、憲法第十四条法の前の平等の原則に違反し、立法手続においても、憲法第九十五条地方自治特別法の住民投票の規定などに違反する悪法であり、当時の西村防衛庁長官でさえ、延長しようなどとは
この暫定使用法は、米軍による土地強奪の蛮行を免罪するとともに、戦時中の国家総動員法でさえなし得なかった権力による問答無用の土地強奪を合法化する世にもまれな悪法であり、憲法第二十九条、国民の財産権保障規定、憲法第三十一条、適法手続条項、憲法第十四条、法の前の平等の原則に違反し、立法手続においても、憲法第九十五条、地方自治特別法の住民投票の規定などに違反する憲法じゅうりん法であります。
(拍手) 土地強制取り上げのやり方は、施政権復帰のその瞬間に、何らの行政手続を経ることなしに使用権を設定するという、まさに問答無用のやり方であり、憲法第二十九条、国民の財産権保障規定、憲法第三十一条、適法手続条項に違反し、さらに、行政訴訟提起を事実上不可能とするもので、憲法第三十二条、国民の裁判を受ける権利を不当に侵害するものであります。
その理由は、三十一条のいわゆる適法手続条項というものがございまして、適法手続条項につきましても解釈がいろいろありますが、ひとり刑事手続だけでなくして、行政手続にも適用される、そう解釈するのが私は正しいと思っております。もしもその見地から申しますと、三十三条、三十五条の場合と同じような厳格な方式が、原則としては行政手続の場合にも要求される。