1967-07-18 第55回国会 参議院 商工委員会 第18号
その場合に、適正設備は一体どういうふうに考えておられるのか。現在さしあたり二百万錘をやるということでありますが、目的としては三百万錘、こういうふうにも言っておられますけれども、こういう週休二日制、いわゆる先進国と同一の時間短縮をやる、こういうことは、私は、現に実行されるべき段階に日本はきておると思うのであります。そういうことは着々進行すると思います。
その場合に、適正設備は一体どういうふうに考えておられるのか。現在さしあたり二百万錘をやるということでありますが、目的としては三百万錘、こういうふうにも言っておられますけれども、こういう週休二日制、いわゆる先進国と同一の時間短縮をやる、こういうことは、私は、現に実行されるべき段階に日本はきておると思うのであります。そういうことは着々進行すると思います。
繊維産業がなぜしからば適正設備による国内需要あるいは輸出、これらの設備が調整とれないかというと、私は過去のそうした生産に対する操短をやって調整をとっておる上から、いままではそれでよかった。ところが、この法律をつくると、結果的にはそれができない。いまのうちに据えるだけのものを据えておかなければ損だ、こういう私は結果が生まれてきたと思うのです。
もしもそういうふうになりました場合には、四十三年ごろには大体適正設備になる、そういうふうな見通しでございます。
又将来の問題として加工貿易というふうなことも考えられると思いますが、これを或る一つの状態に特定して適正設備ということを考えるということは、私は非常にむずかしいのじやなかろうか。ただ御指摘のように、現在の外貨事情の下において、現在の製糖設備は外貨で以て輸入いたします原料に対してアンバランスを来たしているということは、私もさように考えるわけであります。