1984-05-10 第101回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
具体的な問題といたしましては、適品種の選定、健苗の適期移植、それから適時適切な肥培管理を行うといった基本的な技術を励行するということ、それから地力の増強を図ること、生産組織の育成と技術の高位平準化を図るということ、さらに最新の科学技術を動員いたしまして、適正な生育診断と技術情報の伝達の迅速化といったことを軸といたしまして技術指導の徹底を図っていく。
具体的な問題といたしましては、適品種の選定、健苗の適期移植、それから適時適切な肥培管理を行うといった基本的な技術を励行するということ、それから地力の増強を図ること、生産組織の育成と技術の高位平準化を図るということ、さらに最新の科学技術を動員いたしまして、適正な生育診断と技術情報の伝達の迅速化といったことを軸といたしまして技術指導の徹底を図っていく。
○高畑説明員 本年の水稲作につきましては、先ほどもお答えをいたしましたように「五十六年春夏作の技術指導について」の事務次官通達並びに「今後の天候見通しと技術対策について」という官房の技術審議官通達を発しまして、適地、適品種の選定並びに健苗の適期移植、その他施肥、水管理、病害虫防除等の徹底等を内容といたします技術指導を行っておるところでございます。
農林水産省としては、いろいろ技術面の通達等も出しまして、適地適品種の選定なり健苗の適期移植、それから稲の生育状況及び気象の推移に即応した施肥なり水管理、あるいは病害虫防除の徹底というようなことを内容といたします技術指導を行っておるわけでございます。 今後どうかということでございますが、まだただいま申し上げましたような状況でございまして、田植えが行われておる最中でございます、全国的に見れば。
なお、ことしの冷夏等につきましては、昨年の冷害の体験というものを十分生かしまして、健苗の育成あるいは適期移植などの稲作の基本となる技術の励行についてすでに実は農蚕園芸局長の通達として流しております。それに基づきまして指導を徹底をしてまいりたいというふうに思います。なお、あわせて恒久的な対策を先ほど申し上げたような中で進めてまいりたいというふうに考えます。
○柄谷道一君 同じくこの農林省の中間報告では、「ここ数年、冷害に遭遇した経験が乏しく、更に、昨年の史上最高の大豊作の翌年ということも影響したため、適品種の選定、健苗の育成、適期移植、施肥等の肥培管理、水管理等の基本的な技術の励行が現場で必ずしも十分に行われなかったきらいもあり、」それがまた冷害の被害を一層大きくしたのではないかと指摘されているわけでございます。
また、その中に、ここ数年、冷害に遭遇した経験が乏しく、さらに、昨年の史上最高の大豊作の翌年ということも影響したために、適品種の選定、健苗の育成、適期移植、施肥等の肥培管理、水管理等の基本的な技術の励行が現場では必ずしも十分に行われていなかったというきらいがある、こういう点の指摘もされております。