2015-05-07 第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
○政府参考人(梶原成元君) これまでいろんなレポート、複数のレポートがあって、それぞれ数値が大幅に違うわけでございますけれども、最新のIPCCの第五次報告書におきますと、その具体的な数値ということではありませんが、世界全体の適応費用を算定する研究にはデータ、手法、対象範囲が不十分という特徴がある、世界の適応ニーズと適応に利用可能な資金とのギャップを示す証拠は限られているなどと書いてございます。
○政府参考人(梶原成元君) これまでいろんなレポート、複数のレポートがあって、それぞれ数値が大幅に違うわけでございますけれども、最新のIPCCの第五次報告書におきますと、その具体的な数値ということではありませんが、世界全体の適応費用を算定する研究にはデータ、手法、対象範囲が不十分という特徴がある、世界の適応ニーズと適応に利用可能な資金とのギャップを示す証拠は限られているなどと書いてございます。
また、対策がおくれた場合の損害額及び適応費用の増加につきましても、先生の御指摘のような視点を踏まえまして警告をしておりますし、全地球レベルの問題として途上国も含めてすべての国が取り組むことの必要性、また技術、これが大事である。先進国から途上国への技術移転を含めまして、そういうことの重要さを指摘しているのではなかろうかと思っております。