1953-07-06 第16回国会 衆議院 経済安定委員会 第11号
こういうものについても資本の蓄積が浅い、適応能力がないということで、簡単に勧告カルテルをやられることになるのでしようか。いわゆる適応能力が走りない、カルテルによる合理化によらなければいけないという理由を、もう少し詳細に説明をしていただきたいと思います。
こういうものについても資本の蓄積が浅い、適応能力がないということで、簡単に勧告カルテルをやられることになるのでしようか。いわゆる適応能力が走りない、カルテルによる合理化によらなければいけないという理由を、もう少し詳細に説明をしていただきたいと思います。
○飛鳥田委員 どこまでもこの条件を厳格にやつて行かれる、こういうお話でありますが、そういたしますと、この解説資料を拝見いたしますと、まず第一にカルテルを許す最低限度の条件として、一定の取引分野における競争を実質的に制限をしない、もう一つ消極的には不況もしくは恐慌に対する企業の適応能力の不十分である日本においては、こういうことを述べておられるのですが、不況もしくは恐慌に対する適応能力が不十分であるという