1960-04-07 第34回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号 ○野木政府委員 純粋の法律論から離れまして、結局妥当論、適当論という問題になると思いますが、その場合においては、私は、具体的な事件はちっとも知りませんから、全く抽象的に議論しておりますが、たとえば高裁の判決にまつわって法律解釈を示した、それに対して検事は上告しなかったというのは、その理由は、検事がその法律解釈を全面的に承認して、全くそれは正しい、自分の方のとった解釈は間違っておったとか、あるいは審理 野木新一