1985-05-22 第102回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
私ども、民有林におきます森林の造成を推進するに当たりましては、まず適地適木というような観点に立ちまして、地域のそれぞれ土壌条件なり地質条件といったようなものを全体的に都道府県に調査をしていただくというのがまず第一点でございます。
私ども、民有林におきます森林の造成を推進するに当たりましては、まず適地適木というような観点に立ちまして、地域のそれぞれ土壌条件なり地質条件といったようなものを全体的に都道府県に調査をしていただくというのがまず第一点でございます。
したがいまして、今後は十分それらに気をつけまして、いわゆるきめ細かい施業を行う、施業計画においてもきめ細かく、あるいはそれを実行する営林署におきましても、地域を知悉した営林署として適地適木の仕事ができるようにさらに指導を強めてまいりたいと思っております。 それから、国有林の中には、おっしゃいました公益的機能の高いところもございますし、また学術上非常に貴重だというところもございます。
○政府委員(秋山智英君) 森林の造成につきましては、その地域地域の自然的立地条件を踏まえ、また、経済的な条件も踏まえまして適地適木主義でやっていることが基本でございます。したがいまして、亜高山地帯におきましては、自然条件が大変厳しいところでございますが、そういうところについては昭和四十八年以来、新しい施業方法ということで天然更新を中心とした施業を取り込んできております。
私ども日本の森林造成を検討する場合に、やはり適地適木でやっているわけですが、その場合に、比較的日本の場合には地形が急峻でございますので、最上流部がアカマツ、中間がヒノキ、下流が杉というふうな形で植えられるという形が比較的多うございます。
○政府委員(秋山智英君) 森林資源の造成整備に当たりましては、いわゆる適地適木主義と申しますか、まずはそこに基本を置きまして、森林の持っていますところの木材生産あるいは国土保全、水資源涵養等、それぞれの機能が総合的に発揮できるようなそういう森林造成をするということが私どもの基本になっているわけでございます。
○政府委員(秋山智英君) 本来、造林事業の推進に当たりましての基本的考え方は、適地適木主義で進めてまいるのが原則でございます。最近、松につきましては、先生御指摘のとおり、逐年減少してきておるわけであります。これは松材の需要問題もありますが、やはり松の被害の関係もあるわけであります。
次に、古い方針書と新しい方針書の相違点でございますが、昭和四十八年におきます新たな森林施業についてを制定した後、造林方針書の改定がなされていない営林局あるいは営林支局につきましては、従来の拡大造林を基調といたします森林施業から、適地適木、適期適作業の原則をより重視した森林施業の考え方に基づいた造林方針書にしたということ。
したがいまして、適地適木と申しますか、あるいはその地域地域の商品の需要度、こういうものを勘案しながら、その必要なところについては当然今後枝打ちを十分しなければいけないというふうに考えておりますし、そういう面での指導も今後おさおさ怠りなくやってまいりたいと思っております。
つまり、適地適木の選択を誤ってきたんですよ。 三つ目には、造林後の手入れがきわめて悪い。これは衆目の一致するところ。したがって、このように山が荒れたということ、これについて皆さん方は十分これは反省をしなきゃいけないし、考えてもらわなければならないと思います。
○粕谷照美君 ぜひ適地適木と、こういうことも徹底をしていただきたいと思うんですけれども、私は、国民の側がそういうことを本当に信用しているかどうかということについても、ちょっと心配があるんですね。豚を飼いなさいと言うもんだから、一生懸命に豚を飼っちゃった。飼って大きくなったときには、もう暴落しちゃって大変な目に遭った。牛にしてもそうですね。お米にしたっていろいろな問題が出てきます。
そういうところにつきましては、当然今後ヒノキで対応すべきでありますし、いま申し上げましたように適地適木というこれは林業の基本でございますから、当然そのために松林が減るという事態も起きてまいります。
○粕谷照美君 そうすると、適地適木がなされていなかった地域があったということになりますね。これは民有林ですから、指導体制ということについてはいかがなものに考えていったらよろしいんでしょうかね。やっぱりちょっと手おくれがあったというふうに考えてよろしいんでしょうか。
したがいまして、私どもといたしましては、やはりそれぞれの適地適木に合ったような森林施業をいたしておりますし、今後とも日本の森林が木材資源としてだけではなくて、環境保全その他いろいろな機能が発揮できるような施業を積極的に進めてまいりたいというふうに考えております。
それで、造林というのは、これは生き物を相手にするわけでございまして、そこでそれぞれ適地適木というものがあるし、技術で克服できない面がある。そこで、一応技術的に造林の可能な地帯、これを描きつつ造林が推進をされている。
私どもといたしましては、主として林地の適地適木の調査、土壌調査でございますが、これを進めておるのでございます。 大体、この種苗の生産状況を見て参りますと、まあ全国にわたって種市の生産組合というのがございまして、それぞれ苗畑をもって経営をいたしておるわけでございますが、ただいまのところ、特に種苗の適地を調べまして、そこへ増加をいたすとかというような検討は合いたしておらないのでございます。
しかしながら、その過程におきまして、十分にまだ適地適木というような観点からの自信が得られていない。それと同時に、山の造林という問題には非常に困難性があるという点があるのでございます。
しかしながら、この計画に基きまして少くとも拘束力を持ちますような内容のものは、伐採につきましての許容限度と、造林につきにましての造林義務の問題でございまして、その他につきましては、一応指導事項としてこれを明示しているということでございまするので、あくまでも適地適木で、この契約当事者間の話し合いによって樹種等も十分に選ばれるというように相なるものと考えておるわけでございます。
かくして、質疑を終り、討論に入りましたところ、北村委員から、今、問題になっている法律案による伐採規制の緩和に伴い、林種転換を主体とする造林事業を完遂するため、事業の強力なる助長、薪炭林の改良、適地適木調査の実施及び優良種苗の確保の四項目にわたって、政府の善処を求めることを内容とする付帯決議を付して賛成を述べられ、他に発言もなく、採決の結果、全会一致をもって北村委員の提案にかかる付帯決議とともに、この
一、造林樹種の選定に誤りなきを期 するため適地適木調査を全国的に 実施すること。 一、造林成績を向上せしめるため、 優良種苗を確保すること。 以上でございます。
それからもう一つは、松等の場合におきましても、要するに、最後に先生から御質問がございましたけれども、確かに林業にも適地適木という観念があるのでありますが、造林をもってしてはなかなか森林になり得ないというものもあると思います。林地をかき起すという措置によりまして、自然に天然下種によって山ができ上ってくる。松というものは大体そういうことでございます。
○政府委員(石谷憲男君) お説のように、林業におきましても、やはり適地適木ということがあくまでも造林を進めて参ります原則に相なっておるわけでございまして、農業の場合のごとくそれほど適合性というものの移り変りが顕著ではございませんけれども、やはりそういうものがあるわけでございます。
二十九年度から初めて土壌調査によりまする適地適木の基礎調査を実施することによりまして、三百五十万円の予算が一応ついたという現状にございますので、資料がございませんことを御了承を願いたいと存じます。
従来非常に粗悪な林相を呈しております林分の林種転換をはかるということで、十箇年の目標を立てまして、百四十万町歩を新規に人工植栽林—適地、適木選定による人工植栽林の増強を考え、これらを合計いたしまして二十八年度末推計二千五百万町歩の林野に対しまして、人工植栽林五百二十八万町歩を三十六年度末に一応七百四十三万町歩までふやしたいという計画を進めておりますが、幸いに造林に対しましては、一般の輿論も非常に高まつて
それから調査費の関係が比較的順調に認められまして、特に造林事業の調査につきましては、従来考えられなかつたいわゆる林種転換と申しますか、非常に不集約な取扱いをいたして参りました薪炭林、あるいは天然林等の人工植栽林への切りかえのための適地適木調査と申しますか、土壌その他の立地調査の経費が特に認められまして、今後造林事業の増強に対しまする準備が出発できたということは、金額の問題ではなく、事業の計画的出発といたしまして