1976-10-13 第78回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
○大石国務大臣 おっしゃるように、私は適地通産主義が一番いいと思うのです。ですから、現在のいわゆるササニシキとかあるいはコシヒカリとかというようなおいしい米でも、耐病性あるいは耐寒性の弱いものはやはり高冷地でつくるべきでないという考えを持っております。
○大石国務大臣 おっしゃるように、私は適地通産主義が一番いいと思うのです。ですから、現在のいわゆるササニシキとかあるいはコシヒカリとかというようなおいしい米でも、耐病性あるいは耐寒性の弱いものはやはり高冷地でつくるべきでないという考えを持っております。
マイロだとか、雑穀の一部というようなものを国内で生産をして、国策の上から見てどうかというようなものは、一部どうしても輸入しなければならないものは輸入する、一方、国内で生産と需給のバランスをとるというようなものは、何といっても適地適産ということばがございますけれども、主産地形成というようなものを確立してまいらなければならないだろう、こういうような未来像といいましょうか、そういう上に立った、そして適地通産主義
私は、もっと言わしてもらうならば、あなたは適地通産主義だの構造改善だのとおっしゃるが、一体あなたのおやりになったその適地適産主義で、現実に農民個々の生活がどのくらい変化して恵まれておりますか。
わが国のごとく、狭隘な国土と資源に恵まれない国におきましては、適地通産主義にのっとりまして、それぞれの工業にふさわしい場所に工業を誘導し、もって国土、資源の有効利用をはかることが最も必要であります。
○大河原一次君 大臣に一言簡単にお尋ねしたいのですが、これは、さきに政府は、河野農林大臣のときだと思いますが、従来の農業政策のいわば転換というそういう立場に立って、適地通産主義である換金作物の作付転換を行う、こういうことで、いわばわれわれから言うならば、農業の、何といいますか、資本主義化といいますか、商業化といいますか、そういう方向がとられたと思うのです。
ことに適地通産主義で進むということになりますと、こういうような農業経営の諸要素が非常に劣悪な所におきましては、他の地方と対比いたしまして非常に不利な状態に置かれますので、十分この法の精神を発揮するように十分な措置を講じていただきたいと思うのでございます。
またその結果として適地適産主義、天下り的食糧増産の排除ということになるわけだと存じまするが、ここで疑問となりまする点は、経済自立五カ年計画と適地通産主義との関係であります。
次に、第五点は、新農村建設案の内容を吟味いたしまするに、いわゆる適地通産主義により、米麦等から換金作物に作付転換いたす場合に、貿易上または国内的に、価格面に対する安定措置を並行せしめないならば、たちまちに農家の手取価格は暴落して、農民は重大なる損害をこうむることは必至であります。