1997-11-26 第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
今までわせ、極わせの作付をしてきた地域が、ある面では中生品種を作付するような動きになって、いわゆる適地適品種の基本的なものが崩れて、そのおかげで時々にある冷害なんかに遭って大きな被害が出るということも、考えれば考えるほど心配するところであります。
今までわせ、極わせの作付をしてきた地域が、ある面では中生品種を作付するような動きになって、いわゆる適地適品種の基本的なものが崩れて、そのおかげで時々にある冷害なんかに遭って大きな被害が出るということも、考えれば考えるほど心配するところであります。
ただ、この場合でも、適地適品種の原則にのっとりまして、地域の気象とか土壌等の自然条件あるいは営農体系に適合した品種を選択することとか、近年変動の大きい気象のもとで被害を最小限にするため、特定品種への過度の集中とか不適地への作付を避けるような指導は、かねてから行ってまいったところでございます。
いずれにいたしましても、今後とも西南暖地におきましては、地域的な条件を考えながら、暖地型牧草の通草種、適品種の普及を図ってまいりたい、かように考えております。
その中で、特に技術的な問題について見ますと、一つには、耐冷性品種の導入等、適地における適品種の導入というものをもう一度見直そうじゃないかという品種の選定がその一つでございます。 二つ目には、むれ苗だとか徒長苗だとかというようなものを防止して、とにかく稲作生産の基礎になる健苗を育成するということを第二の柱に掲げております。
具体的な問題といたしましては、適品種の選定、健苗の適期移植、それから適時適切な肥培管理を行うといった基本的な技術を励行するということ、それから地力の増強を図ること、生産組織の育成と技術の高位平準化を図るということ、さらに最新の科学技術を動員いたしまして、適正な生育診断と技術情報の伝達の迅速化といったことを軸といたしまして技術指導の徹底を図っていく。
近年、米の品種別の作付動向を見ますと、消費の動向を反映いたしまして一類及び二類の産地品種銘柄が全体的には増加傾向にあるということになっておりますが、品種の選定に当たってはあくまでも適地適品種の原則に立って行うよう指導いたしておるわけでございます。
その中で、例えば水稲でございますが、これにつきましては、近年兼業化等の生産構造の変化が進む中で、適地適品種の原則に立った品種選定とか、健苗の育成なり適期における適正な移植による初期生育の確保、あるいは気象の推移なり生育状況に応じた適時適切な施肥とか水管理、病害虫の防除の徹底、こういうようないわば基本技術の励行ということが大変重要でございますので、こういう基本技術の励行が行われますように官民一体となった
したがいまして、先ほども議論があったわけでございますが、何といいましても米の生産の基本技術でございます適品種の選定、それから健苗を適期に移殖する、それから適時適切な肥培管理を行う。もう一つ肝心なことは、地方を増強するということが一番の基本であろうかと思いますが、それと生産組織を育成しまして技術の平準化を図る必要がある。
ですから、なるべく条件の合ったところ以外はつくらないというのが本当は一番いいと思うのですけれども、余りそれを言いますといろいろ問題があると思うので言いませんけれども、やはり適品種、適地、これももっと明確に打ち出すべきじゃないかというふうに思います。 今回の共済制度をずっと見ておりますと、大体被害に遭われる地域というのはいつも一定をしておる。
まず、米の生産については、最近の三年不作という実情にかんがみ、本年度はすでに適地適品種の厳守、健苗の育成等の技術指導を行ってきたところであります。今後とも、地域の営農の実態に即して、気象の変動に極力耐え得る安定性の高い稲作を実現するよう、所要の指導に努めてまいる所存であります。 米の需給についてでありますが、本年度は、これまでの持ち越し米、大量の新米等により、全く問題はありません。
三年間の不作という実情にかんがみまして、適地適品種の厳守、健苗の育成あるいは地域の営農の実態に即した気象変動に極力耐え得る安定性の高い稲作農業等を実現するために今後とも努力してまいります。(拍手) 米の備蓄につきましては、その需給についていささかも不安を国民に与えることがないように適切な備蓄水準の確保に努力してまいります。
○政府委員(渡邊五郎君) 確かに気象上の問題点につきまして、私どもこれを確実に見通すことは非常に困難な面がございますが、そうした状況、これまでの経過も踏まえまして、特に本年産の水稲の生産につきましては、先ほど申しました減反緩和の趣旨が十分徹底するように指導することはもちろんでございますが、適地適品種の原則に立った品種の選定や、あるいは気象の推移に即応した栽培管理その他の基本技術の励行等いろいろな生産対策
まず、栽培品種の問題でございますが、農林水産省といたしましては、かねてから適地適品種という原則にのっとりまして品種選定の指導をしてまいったわけでございますが、最近の動向を見ますと、良質米品種の山登り現象と申しますか、適性に若干問題があるような地域にまで良質米品種が作付される動きがある、こういうふうなことのとがめも出てまいっておりまして、五十五年、五十六年の経験に即しまして指導いたしました結果、改善の
○高畑説明員 本年の水稲作につきましては、先ほどもお答えをいたしましたように「五十六年春夏作の技術指導について」の事務次官通達並びに「今後の天候見通しと技術対策について」という官房の技術審議官通達を発しまして、適地、適品種の選定並びに健苗の適期移植、その他施肥、水管理、病害虫防除等の徹底等を内容といたします技術指導を行っておるところでございます。
農林水産省としては、いろいろ技術面の通達等も出しまして、適地適品種の選定なり健苗の適期移植、それから稲の生育状況及び気象の推移に即応した施肥なり水管理、あるいは病害虫防除の徹底というようなことを内容といたします技術指導を行っておるわけでございます。 今後どうかということでございますが、まだただいま申し上げましたような状況でございまして、田植えが行われておる最中でございます、全国的に見れば。
これに対してはやはり生産地としては非常に重大な問題でございますので、今後その品種改良に対しましても、政府の適地適品種といいますか、こういうような強力なる指導体制というものが必要ではないかと思うのでございますが、これに対してはどういうような考え方を持っておられるか、承りたいと思うのでございます。
○矢崎(市)政府委員 私ども農林水産省といたしましては、従来から、気候の変動に即応して生産を安定していくための適品種の導入なり、あるいは施肥なり、水管理の適正化というような技術指導に努めてまいったわけでございますが、御指摘のように、今回の冷害の経験というものを十分に生かしまして、さらに今後への技術対策に万全を期したいというふうに考えておるわけでございます。
○説明員(堀川春彦君) 小麦の品種改良につきましては、北海道の問題だけでなしに全国的に重要な作物でございますから、私どもそれぞれの適地における適品種をつくるということを考えまして、そして全国的な試験研究機関の機能分担を適切に行って、そして育種の体制というものを立てまして、そしてまず育種の目標といたしましては、総体的に申し上げれば、まず第一に収穫期の雨害という問題が非常に大きな問題でございますから、これを
それから、なお豆類でございますが、豆類につきましては、これは実は大豆を考えけみれば一番典型的でございますが、これは緯度の差によりまして適品種が非常に違う、バラエティーが非常に多いという特徴がございますが、そういう適地適産の大豆をどうして育成するかということが大事でございまして、私ども一生懸命努力をしておるわけでございます。
○三治重信君 しつこいようですが、水田につくる何と申しますか飼料作物あるいは牧草で湿気に強くてしかも動物が好む品種ができつつあるのか、できているのかという問題——いまのは、水田のいわば湿地に適する飼料作物あるいは牧草に適品種ができたかどうか。 それからもう一つは、畑作物に私は豆類の栽培でこれのいい品種ができると非常に畑作の奨励になると思うんです。
そのために、各県で適品種の選定ということを専門家、関係者を集めてやっておりまして、これを農林省も指導をするという体制をとっておるわけでございます。
そこで、輪作がいろいろの作目の組み合わせによりまして総合的な、経営上プラスになるように工夫をこらしてやっていくということがきわめて肝要になるわけでございまして、その中で、適地において適品種の麦を導入して、適切な輪作体系をつくり上げるということが非常に重要だ、地力維持に非常に役に立つという先生の御指摘は、そのとおりだと思うわけでございまして、それが典型的にあらわれておりますのは、私は北海道の小麦作を輪作体系
○堀川政府委員 これも私、専門家でございませんが、ゴガツワセとかサキガケコムギとか、そういう意味でわせ種の適品種というものも開発されておるというふうに承っておるわけでございまして、研究の成果が上がっていないというふうには見ておらぬわけでございます。
適品種の選定、健康な苗の育成、適期の移植、適期の施肥などの肥培管理や水管理などの基本的な技術の励行が必ずしも十分に行われなかったきらいがある、このことが冷害を大きくしている面が見られる、こう皆さんが総括して指摘しております。私もそのとおりだと思います。 そこで、これからどうするかという問題であります。農民は基本的な技術の励行をやりたい。
なおその後、十月におきまして、その種もみの確保に関しましては、特に適品種の選定を誤らないようにということをつけ加えまして、かなりきめの細かい指導をいたしております。
ところが中山間地帯におきましてやはり適品種が入っておらないことによって被害が拡大されたと思われるところがかなり見られておるわけでございます。これらにつきましては品種の選択が非常に大事なことでございますので、私どもも特に昨年の冷害を反省をいたしまして、適地に適品種が入るように指導をいたしたい。