2010-01-27 第174回国会 参議院 決算委員会 第1号
次に、厚生年金記録改ざん問題につきましては、標準報酬月額等の不適正な遡及訂正処理の可能性がある約六万九千件の記録のうち、約二万件の受給者について、平成二十一年度三月末までに戸別訪問をおおむね終了しました。
次に、厚生年金記録改ざん問題につきましては、標準報酬月額等の不適正な遡及訂正処理の可能性がある約六万九千件の記録のうち、約二万件の受給者について、平成二十一年度三月末までに戸別訪問をおおむね終了しました。
五、厚生年金の標準報酬月額等について、不適正な遡及訂正処理による記録の改ざんが組織的に行われていた疑いのある事例が約六万九千件もあることが明らかになったことは、極めて遺憾である。
五、厚生年金の標準報酬月額等について、不適正な遡及訂正処理による記録の改ざんが組織的に行われていた疑いのある事例が約六万九千件もあることが明らかになったことは、極めて遺憾である。
また、二十年十月には、厚生年金の標準報酬月額等について不適切な遡及訂正処理により記録の改ざんが行われた疑いの濃い事例が約六万九千件あることが明らかになりました。これを受けて、このうち年金を受給している約二万人の方について戸別訪問調査が進められていますが、本年一月までの調査分で社会保険庁職員の関与を示唆する回答をしたのは一千百七十四人、割合にして六・九%にも及ぶことであります。
外形からしますと、一定金額以下、大きく下げているというものがありますので、それらについて当たっているということで、まだ最終的にそのような不適正な遡及訂正処理をやったというところまでの確定はまだでございます。
まず、一般に申し上げれば、資格喪失日の不適正な遡及訂正処理につきましては、これは御本人が例えば事業所を退職した時期でございますけれども、比較的御記憶に残っている、あるいは資料などで残っているという意味で比較的御自身で気付きやすいものではないだろうかというふうに考えられます。
三番目のポイントは、年金記録の遡及訂正処理が行われた時期は平成六年から平成十五年の間に多い。だから、今の資料で自分の標準報酬を、その期間の人は気をつけて見るということですね。 四番目のヒントですが、九割以上のケースにおいて、事業所の全喪日以降に遡及訂正処理が行われている。だから全喪があって、その後に行われている。
それは、具体的には、一つは名寄せ特別便に回答なさっていない方、あるいは訂正なしということで御回答をされた方の中で、名寄せされた記録が特に御本人の記録ではないかと思われる可能性の高い方である場合、それからもう一つ、標準報酬の遡及訂正処理事案というものがございますけれども、これに一つでも条件として該当するものの延べ数が百四十四万ということになってございますが、この百四十四万件に該当する記録の持ち主、そういう
中間的にその時点で整理した結果を申し上げたいと思いますけれども、切り口、三点ございまして、まず一つは、そういった遡及訂正処理なるものが行われた期間において対象の方は事業所においてどういうお立場だったかというのを聞いております。
をさせていただいたわけでございますけれども、その内容を申し上げますと、一つは事業主のお届け遅れ、あるいは届出漏れなどが契機で遡及訂正したものが百六十三件、それから年金の裁定請求あるいは厚生年金基金の解散に伴う記録の照合を契機として遡及訂正したものが五十七件、それから社会保険調査官の調査や会計検査院の御指摘などを契機として遡及訂正したものが十件ございまして、これらについては賃金台帳等の添付書類やマイクロフィルムなどによりましてその遡及訂正処理
今御指摘をいただいた約六・九万件でございますけれども、不適正な標準報酬月額の遡及訂正処理である可能性の高い記録を絞り込むための条件について検討するために、総務省の方で設置されております第三者委員会のあっせん事案など八十八件について分析を行ったところ、その九割が三つの条件、一つは、標準報酬月額の引下げ処理日と同日若しくは翌日に資格喪失処理が行われているということ、それから二つ目に、五等級以上遡及して標準報酬月額
先ほど申し上げた一万五千五百という要するに訪問件数の中でのことでございますけれども、年金記録の遡及訂正処理に関しまして社会保険事務所職員の関与をうかがわせるような内容の回答をいただいた件数が一千五十六件ございます。そのうち具体性のある内容の御回答が百五十九件ということになっております。
○大谷政府参考人 十月三日の部門会議の資料のうち、今お示しになりましたこの五枚構成の「不適正な遡及訂正処理の可能性のある記録の抽出について」という文書につきましては、本体部分であります最初の三枚について事前にお知らせいたしました。
遡及訂正処理が行われた届出が真正なものなのか、あるいはそうでないか、こういうようなことの確認をすると、こういうようなことについては事業所調査の重点項目として位置付けておくと、こういうようなことも我々は落としてはいけないことなんだろうというふうに思っております。
○副大臣(鴨下一郎君) 大臣が今これから詳しく話をされるんでしょうけれども、全体的な話として、まずは不適正な遡及訂正処理が行われた可能性がある事案、これについては、今既に年金記録確認第三者委員会において社会保険事務所の処理に合理的な理由がないと、こういうふうなことであっせんされている事案が十六件と報道等においての事案が一件、合計十七件について調査を優先的に行って、先般調査結果を取りまとめたわけでありますけれども