1970-05-08 第63回国会 参議院 商工委員会 第19号
特にいまお話しのようなオンラインによる遠隔情報処理というものが今後の情報化の進展の中の非常に大きな趨勢を占めてまいると思いますが、やはりその際に、中小企業は中小企業なりに十分それが活用できるような合理的な料金体系にしてもらいたい、こういうことで、今後、電電公社とも十分折衝してまいりたいと考えております。
特にいまお話しのようなオンラインによる遠隔情報処理というものが今後の情報化の進展の中の非常に大きな趨勢を占めてまいると思いますが、やはりその際に、中小企業は中小企業なりに十分それが活用できるような合理的な料金体系にしてもらいたい、こういうことで、今後、電電公社とも十分折衝してまいりたいと考えております。
○政府委員(赤澤璋一君) いまお話しのように、基本法という問題になってまいりますると、この情報処理に関する面は非常に多岐多様でございまして、いわゆる回線を使って行ないます遠隔情報処理の問題、あるいは教育の問題、あるいはプライバシーの問題、さらにはこのソフトウエアといったようなもの、プログラムといったようなものの権利の設定の問題、保護の問題、こういったいろいろな問題がございます。
○政府委員(赤澤璋一君) いまデータ通信と称するものが全部でどの程度かということについては、いまちょっと手元に資料がございませんので、詳細調べてなお御質問の途中で正確にお答え申し上げたいと思いますが、私の承知いたしておりますところでは、比較的大がかりないわゆるデータ通信と申しますか、電話回線を利用いたします情報処理、遠隔情報処理としては、地方銀行が為替業務について一つのシステムをつくっております。
が、基本法というものを考えてみますと、内容が非常に多岐にわたるであろうというふうに想像されますわけで、先ほど来お話のございました電気通信の問題にしてもやはり一つでございますけれども、たとえば教育の問題でありますとか、あるいは処理技術の開発でありますとか、いろいろなものの標準化ということでありますとか、あるいは遠隔情報処理のための基盤、これは先ほどのネットワーク等々の話、あるいは通信回線の問題になるわけでございます
第四に遠隔情報処理、データ通信等も含みまして遠隔情報処理、こういったものの制度あるいは基盤の整備、こういった問題。第五に、狭い意味での情報産業、情報サービス業でありますとかそういったものの狭い意味での情報産業の育成の問題。さらに、官庁におきます情報化、情報処理の拡充と申しますか、そういった問題。こういった各般の政策を情報化政策というものは含んでおろうかと思います。
それから第四に、遠隔情報処理のための施策がどうあるべきか。これは、通信回線でありますとか、ネットワークでありますとかいうものに、当然関係をいたします。第五に、情報産業そのものの育成振興、これはただいまの議題にやはりかなり関係がございます。
さて、その答申の中で、政府のとるべき施策の一つとしてありますことを主として指摘しておきたいことは、いわゆる遠隔情報処理の発展のための基盤の整備をはかれ、こういうことを言っておるわけなんです。ところが、今日わが国には遺憾ながら、遠隔情報処理という、こういうシステムはほとんどないと言ってもいいわけなんです。特殊の例を除いてはほとんどございません。