1988-10-11 第113回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
電子計算機処理の特性といたしまして、大量、高速処理が行われておる、あるいはまた集中、結合ないしは検索及び遠隔処理が容易に行われるということがあります。さらに、記録処理のブラックボックス化があるということであります。このようなことから、ただいま御指摘のように国民の不安感あるいは個人の権利利益の侵害、こういうことについて国民の間にいろいろな御意見がございます。
電子計算機処理の特性といたしまして、大量、高速処理が行われておる、あるいはまた集中、結合ないしは検索及び遠隔処理が容易に行われるということがあります。さらに、記録処理のブラックボックス化があるということであります。このようなことから、ただいま御指摘のように国民の不安感あるいは個人の権利利益の侵害、こういうことについて国民の間にいろいろな御意見がございます。
情報ネットワークの形成と高度化のためには、通信回線を用いた情報処理の発展が今後どうしても必要不可欠のものとなってくるわけでございまして、特にアメリカにおきましては、五〇%がこれからその遠隔処理が見込まれているわけでございます。
それから電子計算機、この利用形態及び領域は、飛躍的に拡大するものであるし、特に、通信回線と接続して情報を遠隔処理するデータ通信の利用は、急速に普及するものと考えられるものである。昭和六十年においては、地域間の交流通信量だけを見ても、データ通信網が電話網をはるかに上回るものである、これは十倍ほどであるというようなことがいわれておるわけであります。